鶴原駅の近くに中華レストランがある。
204号線に店を構える「本格四川料理 錦誘」だ。(キンシュウと読むらしい…)
通勤で毎日そばを通るのだが、正直胡散臭さしか印象にない。中途半端な中華料理が出されるんだろうな、という低い評価を僕は下していた。まだ食べたこともないのに。それくらいの店構えの印象だということだ。
そんな中華料理屋の暖簾を思い切ってくぐってみた。期待なんてこれっぽっちも抱かずに。
入店しても思いは変わらないどころか、期待は逆に下がっていく。
こんな店内だと期待は下がる一方だ。
だがしかし、妻の「箸入れにこんなこと書いてるけど…」の一言で、形勢は徐々に変わっていく。「中国国家資格 特級調理師が作る 本格中国料理」の文字だ。
半信半疑だったその文字が、徐々に本領を発揮していく。
ランチメニューをオーダー。「麻婆豆腐定食」に「唐揚げ定食」そして「ラーメン定食」だ。もちろん1人で全部食べたわけではなく、家族4人ぶんだ。
まずは、このボリューミー感に満面の笑みがこぼれてしまう。
麻婆豆腐
本格的な麻婆豆腐と言わざるを得ない味だ。そのへんの麻婆豆腐とはわけが違う。辛さも要求に応えてくれる。思わず「うまい!」といってしまうレベルで、ご飯を何杯でも食べれそうだ。
唐揚げ
味付け、大きさ、ジューシーさなど、文句をつけようがない代物だ。そのへんの唐揚げと比べるのが失礼なレベル、まであると思う。
ラーメン
こちらは、まさしく中華のラーメンだ。日本のラーメンはもちろん美味しいが、中華のラーメンもたまには良い。文句なしにうまい!
店員さんは中華系の人もいる。その中華系の人に「中国国家資格の特級調理師さんってここにいるんですか?」と尋ねたところ、
この人がいるとのこと。本を広げてみせてくれた。やっぱり何かホントに本格的な感じがする。
外観が悪すぎるので、客足が伸びていないのかもしれないが、料理は絶品だ。是非一度足を運んでみても良いと思う。少なくとも損はしない。
最後にメニュー表だけ載せておく。
●ランチメニュー
●ディナーメニュー