@izumisano

約5年の東南アジア生活を終え、次はここ大阪は泉佐野。久々の日本で、改めて日本の良さを。

兵庫県 福崎町「もちむぎのやかた」で「もちむぎ麺」を食べてみる!もちむぎ麺って何だろ?

あなたは「もちむぎ麺」をご存知だろうか?

姫路市の北に福崎町という小さな町があり、もちろんそこは田舎なのだが、その町の特産品となっているようだ。

その「もちむぎ麺」ってどんなモノかと、ウィキペディアで検索してみてもクリーンヒットしないぐらいのマイナーさだ。

グーグルで「もちむぎ麺」を検索してみると「もちむぎのやかた」なるものが多数ヒットする。ひょんなことで「もちむぎのやかた」に行くことになり、そこで初めてもちむぎ麺を食べた─。

 

f:id:shogot1978:20180715111146j:imageこれが「もちむぎのやかた」だ。もちむぎのやかたっぽいたたずまいだ。もちむぎ麺のことを全く知らないブンザイで、そんなことを無責任に発するのは、もちむぎ麺に失礼だ。わきまえよう。

 

f:id:shogot1978:20180715112130j:imagef:id:shogot1978:20180715111803j:image館内には、色んな種類の「もちむぎ麺」が取り揃えられてる。さすが特産品だけある。

f:id:shogot1978:20180715112036j:imageレストランがあり、そこで食べることもできる。僕らはそのレストランで「もちむぎ麺」を堪能した。

 

f:id:shogot1978:20180715113708j:imageこれが「もちむぎ麺」だ。見た目は蕎麦に似ている。

f:id:shogot1978:20180715114020j:image見れば見るほど、蕎麦に見えてくる。蕎麦よりも蕎麦っぽいんじゃないかとさえ、思えてくる。

ただ、その麺を噛み始めると様子が少し変わってくる。うどんのようなコシが僕の口の中で弾み始める。しかも、蕎麦と思いながら口に放り込んでいるぶん、そのコシは強烈に感じる。

もちむぎは、普通の小麦に比べて灰分が多く粘度も高いそうだ。だから「もちもち」とした食感が楽しめる。そばとうどんの間くらいの感覚だ。

僕はそのモチモチ感を楽しみながら完食をした。素直に美味しいと思える。

f:id:shogot1978:20180715164544j:image他にも、モチモチ感を活かしたセットメニューもある。

f:id:shogot1978:20180715164919j:imagef:id:shogot1978:20180715165059j:image

食事を楽しみながら、田舎の長閑な風景がリラックスした雰囲気を提供してくれる。

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もちむぎのやかたも、これだけだと大したインパクトもないのだが、これに「河童」が加わる。

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こんな感じで、もう名物となっている。

柳田國男が福崎町の出身で、その昔に池から河童が出てきたとか何とかが、何かに書かれていて、それにまつわっているようだ。

f:id:shogot1978:20180715171231j:imageこんなオブジェまである。こんなに河童を主張されると、気持ちが悪くなってきそうな気になるが。

 

最後に「もちむぎ麺」の作り方でも貼り付けておこう。

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町全体で盛り上げよう感があっていいところに思う、「もちむぎのやかた」。機会があれば是非!

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