もともとスポーツをするのは好きだった。野球にバスケにサッカーに、飽きっぽい僕だけど色んなスポーツに打ち込んだ時期がある。
今となっては、年齢と体重で身体が思うように動かないので、ゴルフを除いては、専ら観戦となってしまっている。
ひょんなことでチケットが手に入り、ヤンマースタジアム長居(昔は長居スタジアムだったよなー、なんて思いながら)で、セレッソ大阪と川崎フロンターレの試合を観戦した。
抜けるような快晴で、サッカー観戦にはもってこいの天候だ。
川崎フロンターレは、この日勝てば優勝ということで(2位チームの結果次第では負けて優勝もある)、客席も埋まってるように見受けられた。
Jリーグ観戦なんて何年ぶりだろうか。20年くらい前に広島スタジアムで観戦して以来になるかもしれない。
その頃と比べると、サッカースタジアムの雰囲気はガラリと変わった、と今回強烈に感じた。
明るさや色合い、声援の響き方、熱気、アナウンスの演出、もちろんプレーの質は飛躍的に向上しているし、観る側のレベルも確実に上がっている。
何だか別のスポーツを観ているような錯覚に陥った。
そんな久しぶりのJリーグ観戦が楽しくて仕方なかった。中村憲剛のコーナーキックを目の前で見れたときなんて、興奮を隠しきれなかった。
時代は流れている ── 。
20年前は、まだJリーグが始まったばかりで、プロサッカーってどんなんだ?とみんなで探しているような雰囲気があった。あるいは、流行りに飛びつくような、ファッション的な位置付けみたいなところもあった。
が、時は流れ、日本のサッカーも欧州サッカーのように、確実にファッションから文化になってきている。地域に根付いたスポーツに。
大阪に住み始めた息子も、セレッソのゴールが決まると大喜びしていた。昔は川崎に住んでいたのに。
この日はセレッソが先制し、フロンターレが追いつき、後半ロスタイムにセレッソが決勝ゴールを決めて、勝利を収めた。
そして、勝利を収めるとビールが半額となる。僕も5杯目のビールをお腹に収め、帰宅の途についた。とても気分良くね。
たまには、スタジアムに足を運んでスポーツを観戦するのも楽しいですよ!是非!