@izumisano

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

「霧島酒造」さんの「霧島」シリーズが色を超えてバラエティに富んできている話。

僕はビールを毎日のように飲むが、日本酒や焼酎は気が向いたときに飲む程度だ。

日本酒は大抵冷やして飲むが、焼酎は夏はロックで冬はお湯割りといったところだろうか。

最近は寒いから、焼酎のお湯割りを楽しんでいる。お湯割りをつくるのにも、うるさい人はうるさい。先にお湯だとか、後にお湯だとか、そんな類の。

僕は、先にお湯を入れあとから焼酎を入れる。あとから焼酎を入れることで、お湯の表面で蒸発が起こり香りが立つ、というのが一応の理由だ。ぶっちゃけ、どっちだって大して変わりはしないのだけれど、ひとつの楽しみとして。

 

そんな風にして焼酎を楽しんでいる僕だが、もっぱら「霧島酒造」にお世話になっている。

東南アジアに住んでいたころは、黒霧島ばっかりだった。たまに赤霧島があるとテンションが上がった。

日本に帰ってきてからは、様々な霧島に出くわし驚くこととなる。

 

まずは「白霧島」。

それから「金霧島」に「霧島ゴールドラベル」。

「茜霧島」なんかは今頃に出まわってるんだろうか。単なる「霧島」もある。

色んな色が登場してきて、霧島酒造さん的にはそれぞれに思い入れがあるんだろう。その思い入れの印に、それぞれにキャッチフレーズ的なモノがついている。

黒霧島: トロッと キリッと

赤霧島: みやびに するっと

白霧島: どしっと ほわんと

茜霧島: キラッと はなやか

正直、そこまで明確に味の差はわからない。でも、それぞれの特徴を擬音で表現するとそうなるみたいだ。

 

そして、今回久しぶりに出くわした霧島がこちらだ。

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f:id:shogot1978:20190204204059j:image虎斑霧島!こんなんまで出てきた。

キャチフレーズは、がるっと ふわっと だ。「がるっと」はもう虎の鳴き声で、だんだん何が何だかわからなくなってくる。霧島酒造さんも色は限界がきて、ついに「模様」にまで行き着いた格好だ。

 

そうこうしていると、

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f:id:shogot1978:20190211134758j:imageこんなのまで店に並んでいた。

黒霧島なのだが、創業20年で出された霧島EX DELICIOUS PENTAGON だ!

虎斑の「模様」から、ついにラベルの「カタチ」にまで名称が及んだ。

ラベルの文字と色だけ変えてるんじゃないかと思ってしまいそうになるが、霧島酒造さんは、このように差を表現されてる。

f:id:shogot1978:20190211140030p:imageうむむむ、なるほど。黒霧島を、さらにトロッとキリッとさせ、うまみとあまみとまるみをパワーアップさせたようだ。

焼酎業界も大変だ。

焼酎の味自体での表現には限界がきて、「焼酎を割るときに使う水はこれ!」とか「飲みきりサイズの焼酎!」とか出てきそうだ。

 

まぁ、色んな霧島が手に入り、色んな楽しみ方ができるので、自分の好みの霧島を探してみてはいかがでしょう!