泉佐野の海岸から、目を細めて遠くを見れば見えるのだろうか。あるいはゲートタワーホテルの上階からなら見えるのだろうか。あの淡路島は─。
そんな、泉佐野とは目と鼻の先にある「淡路島」に行ってきた。ぶらりと。車だと大阪→神戸→明石大橋とぐるりと回らなければならないのが、何とももどかしい。
今回宿泊したのがこちら、渚の荘 花季 だ。はなごよみ と読むらしい。
とっても良いホテルだったので、少々長くなりそうだが、きっちりぎっしり記しておく。
【目次】
エントランス
入り口のこの感じ、入る前から期待が持てる。
期待を持って入り口を通り抜けると、期待を超える景色と風がお出迎え。規模は違うが、ふと、バリ島のアヤナホテルを思い出してしまう。
フロントからも大窓から綺麗な海が見える。素敵な海を完全に味方につけている。
受付待ちなどの際に、このスペースで、飲みものを飲んだり、雑誌や新聞や観光パンフレットが読めたり、リラックスできる。
受付後には、浴衣を選ぶ。色々あるから意外と迷う。こういう演出は、素敵である。
客室
客室に入る前までに、これだけ楽しめれば、客室に対する不安や心配は微塵もなくなる。
モダンな客室。文句の付けようがない。それは、旅館の和室の常識を覆しているからだ。
テーブルがない、座布団がない、サンルームがない。
よく考えれば、と言えばよいのか、時代は変わって、とでも言えばよいのか、当たり前のようにあったものを見直し、取り除いたりアレンジをしてみる。すると、部屋の雰囲気が変わるだけでなく、より機能的でくつろぎやすくなり、気付けば結果モダン化している。
もちろん、窓から見える海は強力な味方になってくれている。
他も申し分ない。
お洒落に、
お洒落。
洗面台も、
アメニティも、
風呂も、
トイレも、
入り口の広さも、
お洒落で、清潔感があり、新しい。安心して過ごせる。
お風呂・温泉
今回は3種類の風呂を満喫した(※そういうプランにする必要がある)。
① 花季の大浴場
到着後の夕食前と、出発日の朝食前と、計2回入浴した。他の客と出くわさず、貸切の雰囲気で満喫できた。とても気持ちが良い。
② 貸切露天風呂
こちらは、隣の「ホテルニュー淡路」の屋上にある。移動をして入る。
夜も入れるようだが、景色がきちんと見える時間帯がおすすめだ。
※ちなみに、この露天風呂がある屋上には、足湯もある。こちらはいつでも誰でも利用可能のようだ。足湯だけでも十分満足できそうだ。
③ ホテルニュー淡路の大浴場(くにうみの湯)
花季の大浴場よりだいぶ広い。ゆったりのんびりと、心行くまで温泉を満喫できる。
食事
食事も重要なポイントだ。
① 夕食
ごらんのメニューで料理が運ばれる。
旬恵彩り八寸
白子入り餡かけ茶碗蒸し
冬のお造り 取り合わせ
七福宝楽焼
淡路牛のしゃぶしゃぶ
淡路米・香物・魚介出汁たっぷり味噌汁
淡路ならではの食材を堪能できる。「七福宝楽焼」は名物だとか。どれも大満足の料理だ。
これらの料理を食べながらお酒を飲むのだから、もう言葉はいらない。
ビールは生も瓶もある。
地ビールも数種類あり、迷えるが故の幸せをも提供している。
地酒もある。
お酒の取り揃えも充実している。
夕食後にもお風呂を堪能しようかと思っていたが、食事を楽しみお酒を飲み過ぎ、すぐに寝てしまったのは少々心残りだ。
② 朝食
朝食は和食のビュッフェ形式だ。
地場の食材を使った質の高い料理が楽しめる。
朝食場所は、天気が良ければ十分過ぎるくらいの朝日であふれかえっている。
素敵な朝食が腹一杯に食べれます。
まとめ
娘がCMを見て「ほてる♪ にゅ〜 っあ〜わ〜じ〜♪ に行きたい!」という希望があったのだが、個人的には「ホテルニュー淡路」よりも「花季」の方がお洒落なモダン感があり良かったと思う(もちろん、ホテルニュー淡路も良いと思うが)。うまくリニューアルされた印象だ。
「ホテルニュー淡路」グループが、「花季」の他にもあるので、そこもどんなもんか気になるところ。
淡路島に行く際には、是非一度お試しアレ!