通勤経路に新たなお店ができていれば、自ずと気になるのが、人間の性。
今回は、最近新たに出来たお店にちょいと顔をのぞかせたところ、そのポテンシャルに度肝を抜かれたお話です。
このお店、知ってるだろうか。
東北小串 という名の串屋さんだ。とうぺいこくし と読むようだ。
場所はこのへん。あの「いこらも〜る」の向かい側にお店を構える。
立地条件はサイコーだ。井原里駅の近くであり、いこらも〜るの向かい側。それだけじゃない。中国人旅行客がよく泊まるホテルが近くにあるのだ。
おわかりだろうか、串屋と言っても日本風の串ではなく、中国風の串屋なのである。これは大きなポイントだ。
もちろん店長や店員も中国人。日本語もペラペラだ。本場の中国の串を日本で展開しているのだ。
何故ここで?何故この串を?やり始めた本意はわからないのだが、側から見てると勝算ありに見えてならない。
このお店、東北小串の看板メニューがこちらだ。
ラム肉だ。金属の串が、いかにも中国っぽい。
今回はこのラム肉だけをオーダーし、生ビールと一緒に食べたのだが、美味い、それがとっても。
金属の串で異国感をかもしだし、ピリ辛で独特の味わいを演出している。日本人にしてみれば、新しい風味との出会いでその価値を享受できるし、中国人旅行客にとってみれば馴染みの味なので安心感を持って食事ができる。
そんな、ある意味で二刀流的なところを感じずにはいられない。
そういうことは、日本の他のお店ではなかなか表現できない事なので、ポテンシャルを感じるのだ。
この日もひっきりなしにお客さんが訪れていた。あいにく店内はお世辞にも広いとは言えないので、座席がなく帰っていった人もいた。
座敷に2テーブルと、カウンター席が6席ほどの小さなお店である。
いつ店を閉めてもおかしくないような危うさを兼ね備えているようにも見えなくもない。
他にもメニューは色々とある。
何とも重厚なメニュー表だ。
まだまだあり写真で撮っていってもラチがあかない、くらいのメニューの量だ。きっと美味しい中国風の串が色々と用意されているのだろう。
なかなか中国の串を味わう機会なんてないので、早めに一度訪れてみることをおすすめしまーす!