@izumisano

約5年の東南アジア生活を終え、次はここ大阪は泉佐野。久々の日本で、改めて日本の良さを。

ありそうでなかった「コーヒーのティーバッグ」を飲みながら、あれやこれやと書いてみる。

ありそうでなかったコーヒーのティーバッグとご対面 ── 。

 

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今回試してみたのが、NESCAFÉ 香味焙煎 の DIP STYLE だ。

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キャッチコピーは「開けて、お湯を注いで、漬けるだけ。完成まで90秒。」だ。
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お茶や紅茶はティーバッグがあるのに、コーヒーのそれは、これまでなかなかお目にかかれなかった。なぜか?

理由は、ティーバッグ方式だと濃さが出ずに、コーヒー風味のお湯のようになってしまうからだそうだ。

コーヒーの本来の淹れ方でドリップすると、常に新しいお湯がコーヒーの粉にあたり、そしてお湯が対流するので、「しぼりとる」ようなカタチで、コーヒーがドリップされるという。

 

この本来の淹れ方を変えたのが、ネスカフェと世界一の珈琲抽出士の粕谷さんが考案したこの「DIP STYLE」なのだ。

コーヒーの特性を技術でカバーした格好だ。


f:id:shogot1978:20190420193255j:imageバッグを入れ、
f:id:shogot1978:20190420193303j:imageお湯を注いで、
f:id:shogot1978:20190420193309j:image待つだけ、

で、美味しいコーヒーが飲めるんです。即席で本格的な。

 

カップヌードルが、日清によって開発され、若者のソールフードになったように、

冷凍食品が、ニチレイや味の素からどんどん開発され、主婦の弁当つくりの強い味方になったように、

この「DIP STYLE」のコーヒーも誰かの生活に多大な影響を与えることになるのだろうか。

 

もちろん答えは「ノー」であろう、すでに缶コーヒーが幅を利かせているし、顆粒のインスタントもあり、そこに入り込んでいく程のインパクトはなさそうだ。

それでも、朝食後の一杯や旅先での一杯には良いのかもしれない。本格ドリップコーヒーと、缶コーヒーやインスタントコーヒーの間で活きることは、ひょっとしたらできるかもしれない。

 

新しいものを生み出すのは、アイデア性や技術や資金面などの労力がかかり、年々ハードルは上がるばかりだ。しかもそれがアタルかどうかは、誰にもわからない。

それでも、誰かに役立つと強い信念を持ってやり遂げていく人がいないと、新しいモノは生まれない。それが、大なり小なりはあるが、一般的に言うところの仕事なのだ。

 

是非一度、新しいコーヒーをお試しアレ!