二色の浜公園には、時々訪れたことがあって、その度に気になっていたのが、バーベキューを楽しむ人々でごった返していることだ。
バーベキューができる公園なんてほとんどないから、できる所に当然のように人々は集まる。
高速道路の真下のスペースで、所狭しと大勢の人がバーベキューを楽しんでいるのだ。GW真っ最中のこの日、我々もこの光景に同化して、肉を頬張ったのだが。こんな景色が端から端まで続いているのだ。
場所はこのへん。
スーパーの「トライアル」が隣接しているのも人が集まるひとつの理由か。そこで食材やら忘れ物やらを購入できる。
それから海が目の前というのはサイコーのロケーションだ。子供は海に惹かれ、勝手に遊んでくれる。その間は落ち着いて飲食ができる。
駐車場に手こずるかもしれないという、一抹の不安を除けば、とても良いバーベキュー場だ。
これからの季節に、是非お試しアレ!
話は少しそれるかもしれないが、キャンプについて少々。
バーベキューからキャンプを連想するのは難しくない。僕は、キャンプの常連でもないし(常連どころかほとんどしたことがない)、今回のバーベキューからキャンプに行き着いたわけでもないのだが、ふとキャンプをしたくなってしまった。ふと。
どこか静かで空気の澄んだ山奥に行き、テントを張る。火を起こし、持ち込んだ食材で精一杯の料理をして、酒を喉に流し込む。日が落ちれば、あたりの雰囲気も変化を見せる。料理を楽しみながら、酔いに身を任せ、あたりの変化を楽しむ。眠たくなれば、テントの中に潜り込み、自然の奏でる音を子守唄に眠りにつく。
朝の目覚めは、小鳥のさえずりか小川の流れる音で、目覚めたい。ひんやりした新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込むと、血液までもが洗われるだろう。そこから簡単な朝食をつくり、コーヒーをいれて、山奥の朝を満喫する。
心が十分に洗われたら、帰宅の途に着く。
こんなキャンプをしたいと強く思っているのだが、実際はこんなにうまくはいかないのだろう。映像で見るコアラはあんなにカワイイのに実際は物凄くクサイように、あんなに優雅に飛んでいる鳥も必死で羽を動かしているように、現実はきっと甘くなはない。
さっそく妻からは「キャンプなんてマメな人にしかできないらしいよ」と、じろりと横目でクギを刺された。
それでも、僕の思い描くあの理想のキャンプをしたい、と強く思う。そして、近いうちに、気持ちがさめないうちに、第1回目を敢行したい。
どうなることやら。