日本酒のご紹介。
泉佐野には「北庄司酒造店」という酒蔵があり、「郷の庄」という日本酒がつくられている。年に一度の酒祭りも行われている。↓その記事はこちら
https://www.shogots1978.com/entry/2018/11/24/131900
おそらく泉佐野には、この酒蔵しかないが、南下して和歌山まで行くともう少し増える。
日本酒の「紀土」や「黒牛」は、泉佐野の居酒屋でも飲んだことがあるくらい有名な和歌山の日本酒だ。
日本酒には良質な水が必要なわけだが、和歌山には日本有数の降水量を誇る大台ケ原を源流とする紀ノ川がある。その伏流水は、適度な軟質で、日本酒に使う水としてはもってこいだそうだ。この紀ノ川のまわりに酒蔵が集まっている。
今回は、そんな和歌山の日本酒「純米吟醸 南方(みなかた)」のご紹介。
お土産でもらったこの「南方」なんだが、とても美味しく頂きました。美味しい理由を調べてみると、こういうことらしい。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」プレミアム純米部門で、金賞を受賞した純米吟醸です。過去にも同賞を何度か獲得しています。
華やかな吟醸香と芳醇なふくらみ、後味のキレの良さがバランス良く調和したとてもコスパの良い酒です。蔵元の世界一統は、紀州が生んだ“知の巨人”、世界的民俗学者・南方熊楠の実家としても有名です。
この「南方」のアテになったのが、
セコガニだ。ご存知の通り、日本酒とカニ(特に蟹味噌)の相性は抜群で、お互いを引き立てあうのだ。それはもう美味しく頂きましたとさ。
このセコガニは、いこらもーるで購入。少し前からオープンしている「鮮魚 矢崎」で3杯800円で売っていたので思わず購入した。
余計なお世話なのかもしれないが、「鮮魚 矢崎」と同時に、肉屋さんや野菜屋さんなどもオープンしていて、生協にとっては痛手なんだろうなと。
「南方」は、黒潮市場で購入したようだ。場所はこのへん。泉佐野からだと車で40〜50分。
活気あふれる市場のようだ。
新鮮な魚がたくさん並んでいるのだが、中でも名物なのが、「マグロの解体ショー」だ。
どれくらいの頻度でやっているのかは、わからないが、お土産を買ってきてくれた妻は、素敵な解体ショーだったと大絶賛をしていたし、子供も興奮気味にマグロの美味さを伝えてきた。
(妻たちは「ポルトヨーロッパ」を訪れた後に、黒潮市場に行ったとのこと)
その場でマグロが切り分けられ、振舞われるようだ。
中トロ4貫で1,000円。大トロ3貫で1,000円。究極に新鮮なマグロがこのお値段は安い!と言わざるを得ない。
こんなシチュエーションで、極上のマグロを頬張った妻には、多少の後ろめたさがあったのだろう。その罪ほろぼしが「純米吟醸 南方」だったのだ。
話があっちこっちに行ってしまったが、日本酒「南方」を機会があれば是非お試しアレ!