こんなお洒落なカフェが、泉佐野にあったのか!という、感動レベルのお話だ。マジで。
一見、カフェなの?と疑ってしまいそうな、そんなたたずまいをしているこのお店 蔵のカフェ むくのき だ。
知ってた??
場所はこのあたりだ。
南海の泉佐野駅を狭い方のロータリーに出て、徒歩4分くらいのところだ。駐車場が微妙だから歩いた方が良いかもしれない。
外観が素敵過ぎる。大きな看板もないので、見過ごしそうになる。
そんな外観の「蔵のカフェ むくのき」なのだが、中に入るとさらに度肝を抜かれる。
写真が暗くて見にくいのは大変申し訳ないのだが、この8畳くらいのスペースの落ち着き感は半端ないんです!
この空間で、本のページをめくりながら、コーヒーでも飲もうものなら、至極の癒しを堪能できる。こんな空間を見たことありますか?
こんな空間を提供できるのには、訳があるんです、やっぱり。それなりの因果関係がないと、こんな空間はやっぱつくれないんですよ。
◽️蔵への想い
お店を訪れたこの日、お客は僕だけで、優しそうなおばちゃんが店員としてお店にいた。
僕が「素敵なお店ですねー」と、お世辞なんかじゃ決してないんです、という雰囲気で話しかけると、
おばちゃんは「そうですかー、この蔵に惹かれてお店を始めたんですよ」と。
このお店があるあたりは、古くからの蔵が多く、その蔵に強烈に惹かれて、越してきたそうだ(ご自宅はカフェの隣だ)。そのおばちゃんは、それくらいのインパクトをこの蔵に感じたのだ。
僕のようなおっさんでもこの蔵の素敵さや魅力はわかるような気がする。でも、でもね、そこで喫茶店をやろうという、その意気込みや覚悟の話となると、また別の話となり、意気込みや覚悟の裏付けの話になってくるのだ。
◽️店主の経歴と想い
優しくて気さくなおばちゃんと話をしていると、過去の経歴が明らかになってくる。
10年ほど、旦那さんの仕事の関係でベトナムで生活していたとのこと。その時に気に入った家具を、この店に散りばめている。中国が起源の、とは言いつつも日本っぽさもあるようなそんな家具だ。このへんの話はこのお店を訪れて、実際に聞いた方が良い、オモシロイっすよー。
ベトナム生活10年の前と後に、アフリカでも生活していたようだ、あのアフリカですよ。僕のようなおっさんには、アフリカを想像しようにも、なかなか難しい。そんな話は直接聞いたら、きっとオモシロイし、想像もできるようになるかもしれない。
そんな、海外での経験を交えながら、この惚れた蔵で、何かをやりたかったのだろう。そんな気持ちがビンビン感じる。
◽️良いモノを伝えたい
海外での生活を経て、日本で伝えてみたいモノがあるんだろうな、と感じる。
そのひとつの象徴が、ベトナムコーヒーだ。
こうやって、ベトナムではコーヒーをいれる。
ポタッポタッと抽出されている様をチラチラ眺めながら。この静かな落ち着いた空間でポタッを眺めていると、ポタッっという音が聞こえてきそうだし、ベトナム人の息づかいまで伝わってきそうになる。
そんな風にしていれられたベトナムコーヒーは、とても優しく美味しい。
おばちゃんのトータルコーディネートで(家具や置物や食器や飲みもの)、伝えたいコトがヒシヒシが伝わってくる。この異次元ともともとれる空間への誘いで、極上のリラックス感を満喫できるのだ。
是非とも味わって頂きたい。
◽️その他情報
コーヒーの他にも、飲み食いができる。
今回はコーヒーのみだったが、他のメニューも楽しみたい。
飲み食いだけではない。
イベントも行なっているみたいだ。このお店には2階もあり、そこで音楽ライブもやるようだ。イベントは不定期なので、要チェックや。
木、金、土、日の11:00〜17:00 とお店を開けてる時間も少ないよ。
どうですか?
こんなカフェみたことありますか?
至福の時を流せるこの喫茶店、是非是非お試しアレ!