知り合いに教えてもらって食べてみた、大阪の洋菓子名物を。
その名も洋菓子屋の 五感 だ。
人気のお店なのだろう、この日は行列ができるくらいの賑わいを見せていた。
行列に並んでまで買ってきた、ともなるとお土産の価値も少し上がるし、感謝されるかもしれない。捉え方次第で、行列も嫌なものではなく、有難いものにさえ変われる。
こんなにあると迷ってしまう。季節限定のモノとか、店員さんに売れ筋を尋ねるのも良いが、選択できるという幸せを忘れずに。
店員さんはこんな黒お盆に、洗練された洋菓子をのせて確認をする。「こちらでよろしかったでしょうか?」と。カラフルなケーキは、黒お盆でさらに映える。映えたぶん、店員さんの質問も上品に聞こえる。
こんな「五感」なのだが、ウリは素材だという。「日本の農業を活かし、日本人の心に響く洋菓子をつくる」というコンセプトがある。
だから、日本の農業が得意とする米とか豆とかの素材の良さを活かした洋菓子を中心につくっているのだ。こうなってくると、和風的洋菓子?洋風的和菓子?わからなくなってくる。
わからなくたって良い、美味いモノは美味い。
購入した洋菓子は、おそらく米とか豆とかは使ってないんじゃないかと。洋風的洋菓子。
何とまぁ小洒落たケーキだこと。不味い訳がない。
この日はケーキを購入したのだが、「五感」の売れ筋はもっと別のところにあるようだ。
あの「大阪産(もん)名品」に選出されている「大阪 黒豆 マドレーヌ ええもんちぃ」を筆頭に、「お米のバウムクーヘン」や「ロールケーキ」など、国産の米や豆の素材を活かした商品が、数多く売られている。
日本の農業を大切にしている洋菓子屋って他にあるのだろうか。接点がなさそうなモノ同士をとても上手に繋げたのだ。素晴らしい。
ホームページもチェックされたし。
http://www.patisserie-gokan.co.jp/
大阪のお土産などに使えますよ。
是非お試しアレ!