妻が知り合いから頂いてきたドレッシングが、我が家ではちょっとしたブームとなっている。あのドレッシングの王様「キユーピー深煎りごまドレッシング」を簡単に押しのけるかもしれないポテンシャルがあるレベルである。
そのドレッシングがこちらだ。
ちくし村 スペシャル和風ドレッシングだ。おそらく初耳であろう。
初耳だろうが何だろうが、これが、めちゃくちゃ美味い。我が家では、2日間で空になった伝説のドレッシングとして鳴り物入りを果たした。
このドレッシングは「田中油糧工業株式会社」が手がけている。見た目はフツーだが、めちゃくちゃ美味いのだ。
なぜ、こんなにも美味いのだろうか??
◽️どんな会社がつくってる?
創業は明治34年、菜種を絞り菜種油を摂ることから始まった会社で、当時は「筑前 たなか油屋」と呼ばれていた。昭和24年頃からゴマ油も始めており、植物から油を摂ることがベースにある会社のようだ。
今でも菜種油やゴマ油は製造されており、それに加えて米油やオリーブ油や茶油なんかも摂っている。それも質の高い油のようだ。
油屋さんが、その油を使ってドレッシングをつくった格好だ。スペシャル和風の他にも、ゴマやユズなど8種類ほどラインナップがある。
◽️こだわりは?
完全な無添加である。単純明快だ。ドレッシングは加熱処理工程もないので、流通工程含めて冷蔵での管理が必須となっている。もちろん作り置きなんてできない。
そういったわずらわしさを覚悟の上で、素材の良さを大切にした作り方を最優先にすると、自ずとこんな美味いドレッシングが出来上がるのだ。
◽️どこで買えるの?
店舗は九州は福岡の筑前のみだから、そこに行くと確実であるが、物産展にも出しているようで、運が良ければ出会えるかもしれない。
あとは、例によってネット通販で購入するしかない。
https://www.chikushimura.co.jp/
↑ホームページからオーダーが可能だ。すぐに欲しい場合はこちらから。
小さい会社ではあるが、こだわりの奥深さは底知れない。終身雇用の終わりを迎えるこれからの時代、万人ウケではなく、こんな強いこだわりを貫いていけるかどうかが大切になってくるんじゃないかと思う。
機会があれば、是非このドレッシングを食べてみてください!度肝を抜かれますよ!