唐突ではあるが、お酒を飲んだ後に、ラーメンが食べたくなるのは何故なんだろう?
酔っ払いながら、こんなラーメンやチャーハンを目の前にすると、幸福感すら湧いてくる。
◽️飲んだあとは、腹一杯のはずなのに、なぜ喰えるのか?
アルコールを摂取すると、身体はアルコールを分解しようとする(アルコールは身体にとって良くないものだから)。
アルコールを分解するのには「糖分」が必要で、分解のために「糖分」が総動員されると、「糖分」が身体から減ってしまうのだ。
満腹をはかるバロメーターは「糖分」の量なので、「糖分」が減ってくると空腹と勘違いしてしまう、というわけだ。
だから、飲みながら食べたはずなのに、空腹感を伴うのだ。無意識のうちにこんなことが起こっているので、僕はまたラーメン屋の暖簾をくぐることになるのだ。
◽️飲んだあとは、なぜラーメンなのか?
「糖分」が頑張ることで、アルコールが分解されると「アセトアルデヒド」という物質が生成される。
これも身体にとって悪いモノなので、さらにこれを分解するために「アラニン」や「オルニチン」が必要となる。体内の「アラニン」や「オルニチン」が総動員されると、それらは体内から減っていってしまう。
だから「アラニン」や「オルニチン」を無意識に欲している状態になり、その「アラニン」や「オルニチン」は、豚骨や鰹節系にふんだんに入っているので、それを使っているラーメンが食いたくなってしまう、という具合なのだ。
◽️ラーメン屋「あさひ亭」で実感。
そんな言い訳なんて、どうでもよろしく、僕は散々飲んだ後に、ここのお店の暖簾をくぐった。
その名も あさひ亭 だ。
よくこの近くを通るのだが、今回初めて訪れた。
時間が遅かったせいか、店内はご覧のようなガラガラ状態。
ガラガラのお店は、どこか心配になってしまうが、注文がすぐ通りすぐ食える、とプラス思考で捉えておく。
すぐに、こんなに美味しそうなラーメンとチャーハンが運ばれてきた。ガラガラ万歳だ。
見た目だけじゃなく、味もそれなりに美味い。
それは酔っ払った身体ゆえの、「糖分」と「アラニン」や「オルニチン」欲しさからくる、ラーメン美味い!なのか、
それとも、ホントに純粋にラーメンの味が美味い!なのか、
酔も手伝い、判断がつかない。
いずれにしても、このラーメンとチャーハンは身体に染み渡った。紛れもなく極上のラーメンだし、チャーハンは他店より一個上のレベルの域だ。
飲んだ後のラーメンは、普段と違って必然的に評価が上がってしまう。
今度は、昼間に是非訪れたい。
機会があれば是非お試しアレ!
【あさひ亭の情報】
場所 : 泉佐野市旭町2-21
このへん。泉佐野駅と井原里駅の間くらい。
営業日 : 木曜日のみ定休日
営業時間 : 昼 11:00-14:00 夜 17:00-0:00
電話 : 072-462-3665