大阪には、たこ焼き屋なんて天文学的数字ほどある、というのは言い過ぎかもしれないが、至る所にあるのは事実。これが文化たる所以なのだが。
そんな大阪のたこ焼き屋なんて、どこも変わらない、ような印象を受けるが、それぞれに個性がある、と思いたい。
たこ焼 得心 を訪れた。「得心」はトクシンと読む。
◽️場所
場所はこのへん。南海岸和田駅から商店街をまっすぐ歩いていたら右手に見えてくる。
住所: 岸和田市五軒屋町5-4
正確には「たこ焼 得心 森野店」。個人店と思いきや、色んなところにお店を構えている。
◽️どんな たこ焼き?
大阪のたこ焼きは安い印象がある。このお店も例外ではない。
こんなに美味そうなたこ焼きが、
11個が380円で食べられる。しかも、味は15種類にも及ぶ!のだ。すごい!こんなの初めてだ。
何て素敵なお店なんだろう、お客を飽きさせないということと、味付けへのチャレンジ精神が伝わってくる。
店内でアルコールも飲めるし、
メニューはたこ焼きだけでなく、他にも美味しそうなお品がそろっている。
◽️店内は…
4人がけのテーブルが2つに、2人がけのテーブルが1つある。狭い店内ではあるが、居心地は抜群である。こんな美味しいたこ焼きがあれば、ビールを何杯でも飲めそうだ。
もちろんテイクアウトも可能だ。この窓から注文を入れると、美味しいたこ焼きが出てくる。
営業日: 年中無休
営業時間: 11:00-22:00 ※日曜は20:00まで
一度訪れるとクセになりそうだ。是非一度お試しアレ!
◽️おまけ
(なぜ、岸和田のたこ焼き屋に行ったのか?きっかけと経緯)
岸和田カンカンなんて、めったに行かないのだが、休みの日に、娘の相手をするのに、車もなくてどうしたものかと。
出てきた解が「電車で岸和田カンカンまで行き映画を観る」だ。
あの「天気の子」を。
前作の「君の名は」が素晴らし過ぎたからだろう、今回の「天気の子」は想像力の深さや濃さが「君の名は」に比べると足りなかったのか、少々物足りなさを感じた。
でも、そんな物足りなさの穴埋めなんて、僕はすぐにできてしまう。車に乗らなくて良い、も後押しする。
岸和田カンカンの食品売り場で500mlのビールを購入し、プルリングを引っ張れば「プシュッ」という音とともに、ステキな時間が幕開けする。
気持ち良い気候の真っ只中で、缶ビールを傾けるととても気持ちがよい。下手したら「天気の子」も素晴らしい映画だったと記憶を塗り替えれそうなくらいだ。
そんな気持ちで駅に向かって闊歩していると、雨が降ってきた。
雨宿りもでき、ビールも飲め、気の利いたアテもあり、美味しそうなたこ焼きが食べられる。寄らない手はない、という選択肢しかなかった。
「たこ焼 得心」とは、こんな出会いであった。間違いなくおすすめできるお店なので是非!