昨年から始めたキャンプも、もう何回目になるだろうか。ビギナーの域を出たとは思わないが、だいぶ慣れてきた。
今回は、このキャンプ場へ─。
山梨県は山中湖にある、lake lodge yamanaka (レイクロッジヤマナカ)だ。もともとは、筑波大学山中共同研修所だったようだ。
実に素晴らしいキャンプ場だ。気に入った理由は、下記2点。
①林間。林間サイトは、今はホントに夏かと思うぐらい、想像以上の涼しさが得られる。
②富士山。もう説明不要の我らが富士山がもれなく付いている。
もう、この2点だけで、他のキャンプ場を圧倒的な壮大さで凌駕する。この2点だけで、訪れる価値ありだ。
◆営業時間:チェックイン13:00 チェックアウト11:00
◆営業日:3月下旬〜11月末がオープン期間。定休日は、水、木曜日。(連休は定休日なし)
◆場所:山梨県南都留郡山中湖村平野479
◆電話:03-6632-2161
◆ウェブサイト:http://lakelodgeyamanaka.com/
◽️林間サイト
このキャンプ場は、「林間サイト」と「フリーサイト」の大きく2つにわかれる。
・林間サイト
今回は林間サイトを利用。涼しさによる心地良さは抜群で、夏ならこんな快適キャンプに惹かれてしまう。
ただ、木々の量が多いので、テント設営にちょっと迷う部分もある。が、それも楽しいし、ハンモック保有者なら嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。
林間サイトの中には、すでに張られたテントでキャンプができる"手ぶらでキャンプ"的な「グロッケサイト」もある。
・フリーサイト
これは早朝の写真。幻想的な空間が広がる。
夜は空一面が星で埋め尽くされる。林間サイトでは味わえないシチュエーションだ。
が、陽が昇ってから沈むまでの間は、容赦なく太陽が照りつける、まるで殺人鬼のように。
冗談ではない、夜は大丈夫そうだが、テントの設営と片付けの時間帯は、暑さに注意、と側から見ていて思う。
◽️富士山
林間サイトにいると、その林の中からは富士山は見えない。
今回ちょっと思ったのだが、富士山は見て楽しむというよりも、すぐそばにあることを感じて楽しむもの なんじゃなかろうかと。
富士山を取り巻く環境(湖や樹海や生き物など)を全てひっくるめて、富士山なんだと。
1日目5時半過ぎ。
2日目6時前。
日中、雲に隠れてなかなか見れない富士山が、眠気まなこの早朝に、バーンと視界に入り、逆さ富士の演出までしてくれるのだから、感激しないわけがない。眠気まなこも、ビックリまなこになる。来て良かったと、心底思う瞬間だ。
(おそらく、日頃の行ないが良かったからだろう、富士山はそういうのまでわかるのかもしれない)
この富士山スポットは、事務所を右に見ながら、
湖へ抜ける門があり、
進んでいくと湖にぶち当たり、左側に富士山だ。
訪れた3日間は、湖の水位が高く水辺スペースが狭かったが、普段はもっと広々しているらしい。
◽️キャンプ中の食事
記録程度に食事も少し載せておく。
・初日夜
タコのアヒージョと、豚ブロック肉のBBQ味(家で漬け込んできて焼くだけ)、ダッチオーブン内は肉骨茶(バクテー)、米は別途。
バクテーは、失敗。テキトー過ぎたから、いつかリベンジ。
・2日目朝
来る途中に浜松で買った元祖浜松餃子の「石松餃子」。
これがまたとってもウマイ!
キャンプ場受付の売店で買った新鮮なブドウ。
・2日目昼
山梨県の郷土料理「ほうとう」をお店で堪能。
最近じゃ、カレー味まである。
・3日目夜
妻のビーフシチュー
普段から料理をしている人は、キャンプ場でも臨機応変にウマイのをつくれる。僕みたいに普段からやらないのに準備を怠ると、昨日のバクテーみたいになる。反省ポイントだ。
・3日目朝
お世話になっているColemanのホットサンドウィッチクッカーで、ハムとチーズをはさんだシンプルなヤツを。
二泊三日のキャンプだったのだが、1週間くらいいても楽しめそうなキャンプ場だ。
機会があれば、是非一度お試しアレ!
※隣のサイトにいたワンちゃん。かわいくて癒されました。