秋キャンプに行ってきたお話。
今回は、峰山高原 星降る高原キャンプ場 のご紹介。
世間は4連休ということもあってか、あるいはここ最近のキャンプブームでキャンパーが増えているせいか、関西エリアでのキャンプ場の予約が取れなかった。
ガッカリして諦めようとした時に見つけたのが、事前予約制ではない当日受付のフリーサイト利用ができるキャンプ場「星降る高原キャンプ場」だ。
自身初の「当日受付」「フリーサイト」を中心にご紹介。
営業時間:12:30-11:00
営業日:4月1日から11月上旬 不定休
場所:兵庫県神崎郡神河町上小田881-146
電話:0790-34-1516
ウェブサイト:http://www.hotel-relaxia.com/camp/index.html
◽️当日受付
当日受付制のキャンプ場は、全国見渡しても珍しい。そりゃそうだ、キャンプの準備をしてキャンプ場に来てみたら「いっぱいでーす」なんて言われたら、目も当てれない。
当日受付制は、思い立ったらすぐ行ける利点もあるが、当日受付を成立させるには「早い者勝ちの戦い」に勝たないといけない。
〈当日受付のルール〉
・受付は12:30〜
・チェックインは13:00〜
・チェックイン前のテント設営は禁止
・車の乗り入れ不可
受付開始は12:30だが「早い者勝ちの戦い」の中で、12:30着はありえない。我々は10:00着を目指した。
10:00時点では、まだこれくらいの行列。早い者勝ちの戦いには、勝ったようだが、その後には否が応でも「待ちぼうけの戦い」が待っている。
待ちぼうけの戦いは妻に任せ、僕らはスーパーへ買い出しに。最寄りのスーパーは「マックスバリュ日高店」で片道30分。
スーパーから帰ってきたときには、
行列は5倍くらいの長さになっていた。行列のうしろの方に陣取っている方々は、お気の毒が待っているかもしれない。
「早い者勝ちの戦い」にも「待ちぼうけの戦い」にも勝った我々は、12:30より受付に入る。
※受付場所は「ホテルリラクシア」入り口付近
フリーサイトの案内を受け、証書みたいのを受け取り、料金を支払う。これで晴れてキャンプができる権利を得たことなる。が、このあとにフリーサイトでの「場所取りの戦い」が待っていた。
◽️フリーサイト
これまで区画サイトしか利用したことのない我々は、フリーサイトの「場所取りの戦い」に多少の戸惑いを見せることに。
この700m四方くらいの広大なエリアの中で「どこでもキャンプしていいですよー」の自由な枠を与えられる。
テントを張る場所を決めるのに、
「炊事場の近く」「車はなるべくテントの近く」「トイレも近い方が」「テントは芝生に張りたい」「まわりとの距離感は適切?」
などの条件をできるだけ満たしたいと意気込む。
車でキャンプ場内をグルグルまわる。目についた良さげな場所を保留にすると、「早い者勝ちの戦い」にも「待ちぼうけの戦い」にもせっかく勝ったのに、後から受付を済ませたキャンパー達に「場所取りの戦い」で一気にまくられ敗北してしまうケースもありそうだ。決断力が問われる戦いだ。(何度か訪れていれば、こんなこともないのだが)
ここのフリーサイトは、実に様々な場所がある。とても魅力的である。
※紫の線が道路で一方通行。この通り沿いならどこでも車を停めてテントが張れる。
※大きく4つのエリアにわけてみた
❶
❷
❸
❹
感覚的な話になってしまうが、以下所感。
❶炊事場、トイレ、駐車場は隣接していて、その周りは芝生が生い茂る。好条件のこの場所から埋まっていく。
❷その場所から道路をはさんだエリアも埋まりが早い。道路に車を停め、炊事場、トイレを近くに置いておく。
❸炊事場、トイレ、駐車場から離れたこれらの場所でも芝生が青々しているところもある。炊事場、トイレが不要なベテランキャンパーは、車を近くに停めここでのびのびテントを張っている。
❹小さなスペースで、隣人と距離を置き、プライベートスペース的な感じで利用されている。
こんな印象。
ちなみに我々は運良く❶を陣取れた。結果的には「場所取りの戦い」でも勝利をおさめる。
フリーサイトは、場所選びの楽しみがオプションでついてくるのを覚えておきたい。
さて、これでようやくスタートラインに立て、キャンプ開始である。
ちなみに、
↑炊事場
↑トイレ
↑駐車場
◽️その他 諸々
・星空がスゴい
「星降る」とキャンプ場の名称に入っているだけあって、星空は圧巻だ。天気に左右されるが、そこは日頃の行いでなんとかしよう。
感動の星空をカメラにおさめたかったが、ご覧のようにスマホのカメラじゃ無謀な挑戦となる。
星空は、ホントに一見の価値ありです。
・ホテルの温泉が気持ち良い
ホテルリラクシアに温泉がある。利用時間が17:00までと時間が短いが、気持ちの良い入浴ができる。
是非入っておきたい。
・料理
ダッチオーブンで、手羽元のスープをつくり、
サバを焼いて、食べた。
それから、中華鍋を準備して、炭火の火力を活かしてチャーハンを作った。パラパラ感は半端ない。
・フリーサイト以外の楽しみ方
フリーサイトのキャンプ場は、この「峰山高原 星降る高原キャンプ場」ではおまけのような位置付けだ。他にも楽しみ方がある。
ホテルリラクシアでの宿泊。
手ぶらで楽しめる楽×楽キャンプ。
宿泊だけホテルの遊×伯キャンプ。
日帰りキャンプ。
圧巻の星空を味方につけている高原だから、どんなプランでも見せ場をつくれるのだ。
「当日受付」のスリル感を味わい「フリーサイト」の楽しみ方を知り、自然があふれる素敵なキャンプ場なので、また是非行きたいと思う。
昔からあるキャンプ場のようだ。最近は知名度が上がり過ぎて、人が増えてきているようで色々な書き込みを目にする。マナーには気をつけて利用したい。
機会があればわ是非一度お試しアレ!