鳥取旅行の続き─。
遊び疲れた一行は宿に向かう。もちろんGo To トラベルを活用する。決して、せこいワケではない、積極的に観光地の活性化に貢献しているだけである。
宿は、千年亭 だ。「湖上に浮かぶ絶景の宿 はわい温泉 千年亭」がキャッチフレーズ。いつもそだが、宿には無意識に何かと期待をしてしまう。
営業時間:ウェブサイトを確認
営業日:ウェブサイトを確認
場所:鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい温泉4-62
電話:0858-35-3731
ウェブサイト:https://www.sennentei.net/
キャッチフレーズにもあるように、はわい温泉がある。はじめは「ハワイ温泉?」と思っていて、ふざけた宿なんじゃないかと誤解をしていた。正確には「羽合温泉」で、ちゃんとした温泉だ。
はわい温泉(はわいおんせん、羽合温泉)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある温泉。 近年、鳥取県内では皆生温泉・三朝温泉・吉岡温泉に次ぐ4位の温泉客がある。 三朝東郷湖県立自然公園に含まれており、そのほか温泉街の湖岸の一部が東郷湖羽合臨海公園になっている。
「千年亭」は、景・湯・食の3点セットをウリにしている。いずれも低いレベルではない。この3点を中心にお伝えする。
◽️湯
個人的には、3点セットの中で湯を推したい。温泉はとても気持ち良く、ロケーションの選択肢が4つもあるのが、実に素晴らしい。
「2階展望大浴場」と「1階露天風呂」にそれぞれ2つずつある。1日おきに男女入れ替えとなるので、夜2朝2で完全制覇できる。ちなみに僕は夜2朝1で完全制覇ならず。
◆2階展望大浴場 「せんりょうの湯」
窓ガラスの向こう側には、きれいな湖があるのだが、日が暮れてしまうとご覧の感じに。景色重視なら日の入り前か朝に入るべし。
◆1階露天風呂 「千年の湯」
夕食後に多少酔っ払っての入浴。きれいな湖は全く見えない。ただ、湯はサイコーに気持ちがイイ。満腹の幸福感を温かく包み込んでくれて、さらに幸福感が増幅する感じだ。
内湯でも満足できる。
◆1階露天風呂 「幸助湯」
個人的にはこの「幸助湯」が一番好きだ。朝日を浴びながら絶景を見ながら入浴できたのもあるだろうが、広々としていて解放感があり、とても気持ちが良かった。
内湯も広々としている。
日帰り温泉もあるようで、機会があれば「羽合温泉」を是非とも堪能してほしい。
◽️食
食事はプランによって色んなコースがある。
◆夕食
特筆すべきは「鳥取和牛オレイン55」だ。ブランドの和牛が食べられる。鳥取は鮮魚や松葉ガニだけではないのだ。
熱いものはタイムリーに運ばれてくる。
天婦羅。
それから、あの「のどぐろ」も出てくる。
お酒がすすむ。
昔からある旅館のスタイルで、懐かしさを感じながらの夕食を楽しめる。絶対的に美味しいとされているブランド肉や地域の新鮮な魚を、お酒と一緒に頬張れば、至福な時間が贅沢に流れる。
◆朝食
朝食も昔からある旅館のスタイルで、二日酔いも吹っ飛ぶ落ち着きだ。
だし巻きはその場で焼き、出来たてが食べれる。
小魚も焼きたて。
パンケーキやドーナツもその場で焼いたものが食べられる。
◽️景
東郷湖に囲まれた旅館は、どこからでも綺麗な湖を眺望できる。
「千年亭」は創業100年を超える老舗旅館。古っぽさは拭えないが、今後どんどん稀有さを増していくことだろう。
到着した時は生憎の雨。
翌日は快晴で思わずパノラマ撮影。
客室から、お風呂から、食事をしながら、この東郷湖が見える。絶景を味方につけた素敵な旅館である。
景・湯・食、の3拍子そろった老舗旅館は、今後ますます希少価値が上がっていくだろう。古き良き日本だったり、小さい頃の思い出だったりを、よみがえらせてくれる、そんな旅館だ。
機会があれば是非一度お試しアレ!