@izumisano

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

「ダイエット」もう、しんどいのはやめよう。最近気付いたダイエットの本質とは?

ダイエットって、しんどいイメージがつきまといません?

そんなしんどいイメージを少しでも払拭できますよ、というお話。決して、あやしい勧誘なんかではなく、真っ当な方法です。

f:id:shogot1978:20201225172932j:image

 

◽️これまでの僕のダイエットとは?

僕は体質的に太りやすく、ずっと小太りで生きてきた。だから、引き締まった身体に憧れを抱く。

憧れを抱く度に、よしダイエットをしようと心に誓うが、決まってうまくいかない。僕だけでなく、そんな人はとても多い。

それでも、血の滲む努力で1ヶ月で10kgやせたことがある。

白米を食わずに毎日水炊きの鍋、材料も野菜とキノコと白身魚という徹底ぶり。缶コーヒーもブラック限定にし、もちろん大好きなビールも断つというストイックさも盛り込んだ。摂取カロリーを抑えるだけじゃない、毎日10kmのランニングで消費カロリーも激増させ、自分をこれでもかと追い詰めた。

結果、1ヶ月で体重10kg減を成し遂げた。達成感はとてつもなく大きく、引き締まった身体も手に入れた。やればできる自分を褒め称えた。

と同時に「その気になれば、1ヶ月で10kg痩せれる」という厄介な実績も手に入れてしまったことは、後々大きな痛手となる。

拷問のようなダイエット生活から解放された僕は、その後、絵に描いたような綺麗なリバウンドをしてみせる。厄介な実績が変な自信となって、質の悪い太り方をしていくことにも、さいなまれた。

こんなダイエットあるあるを僕は性懲りもなく繰り返していた。最近までは。

 

 

◽️遅まきながら最近気付いたダイエットの捉え方・考え方

目標を設定するのは大切なことだ。

○○大学に合格する、○○の資格を取る、甲子園で優勝する、そんなふうに。そのための努力は眩しいくらいに美しいし、実現した時の達成感はとても大きく、自信にもつながる。

でも、「ダイエットで1ヶ月で10kg痩せる」という目標は、それらの目標とは決定的に質が違うのだ。決定的に。

ダイエットは結果よりもプロセスを重視した方が、うまくいく。

目標を達成して、大学に通う、資格を保有する、甲子園優勝を自慢する、これらは人生における色褪せない実績として、残り続けるものだ。要は、一度手に入れたら逃げていかないモノなのだ。

それに比べてダイエットは、10kg痩せたとしても、気を抜けばその体型は維持できずに、衰退していく。そう、これまでの努力が一瞬のうちにパーになってしまうのだ。

では、どうすればよいのか。

ダイエットは、体重を目標にしてはいけない。注力すべきは、いかに楽しみを見出すかだけなのだ。

体重を減らすには、負荷を(ストレスを)かける方法以外に、今の生活習慣を変える方法がある。例えば、通勤を歩きに変える、お酒を飲む量を減らす、筋トレをする、など巷にはそんな提案で溢れている。

そんな提案は、みんなよーく知っている。が、頭ではわかっていても身体が動かないのだ。

じゃあ、身体が動くようにするにはどうしたらよいか。

それは、それらの提案から「楽しいこと」を努力して見出すだけだ

習慣を変えるにはそれなりの努力が必要なのだ、でもその努力は思考的なもので、肉体的や精神的な努力ではないことに注意が必要だ。

例えば、通勤を歩きに帰る。歩くことで、早朝の清々しさが気持ち良いと思えるとか、日々歩くコースを変えて新たな発見が楽しいとか、歩いた後の爽快さがたまらないとか、など自分なりに楽しみを見つけられるかどうかに全てはかかっている。物事には、良い面と悪い面が必ずある。いかにして良い面と向き合えるかが大切になる。

楽しみさえ見つけられたら、もうこっちのもんで、もちろん続けられるし、継続が習慣に変わるのは時間の問題だ。

お酒についても翌日のパフォーマンスが上がるとか、筋トレについても、毎日2分だけなら時間をさいてみるか(最近ではYouTubeに効果の高いやり方がいくらでもある)とか、いかに楽しいことや気持ちの良いことを、場合によっては強引に、探し出せるかが全てとなる。

ポジティブに物事がみれるかどうか、だ。

 

 

◽️で、実際どうなの?

つべこべ言うのは簡単、ということで、8月末ぐらいから、いくつかの習慣を変えてみた。

「通勤は徒歩」「お酒は平日飲まない」「筋トレ」どれも楽しいこと、気持ち良いことを見出し、習慣が変わった。

f:id:shogot1978:20201231124422j:imageこれが、体重と体脂肪率の推移。3ヶ月ほどで、83kg→79kgと体重が落ち、体脂肪率も下がっている。

大切なのは、体重減に一喜一憂しないこと。目的は、体重を減らすことではなく、日常から楽しみを見出しより豊かな生活習慣にすることなのだから。

 

 

ダイエットは、いかにして楽しいことを見出して、それを新たな習慣にすること、と捉えよう。精神的に肉体的に負荷をかけるだけでは、続くわけがない。

是非「ダイエット」をおすすめしたい。明日からでも、一度お試しアレ!