久々の「TSUTAYA」を見直してみたら…、というお話。
今回は、ビートルズのゴールデンスランバーでも聴きながら、いかがでしょう。もしできれば、熱いコーヒーを飲みながら気の利いたクッキーでも添えて。
◽️TSUTAYAのプレミアム会員
ネットが普及している時代だから、レンタルショップなんてもう用ナシよ、なんて思っていて「TSUTAYA」とはだいぶご無沙汰であった。
20年くらい前は、VHSやCDをよくレンタルしていたものだ。ディカプリオは船首で両手を広げ、キアヌリーブスはブレーキの効かないバスに乗り、トムクルーズは難題の任務を遂行していた。懐かしい時代だ。
今、2歳の娘はアンパンマンをこよなく愛している、僕が嫉妬をするくらいに。そんな娘のために「TSUTAYA」でアンパンマンのDVDをレンタルするのが習慣のようになってきている。毎回、レンタル代を支払うのも何だかもったいないと思っていたら、こんなサービスが。
TSUTAYAプレミアムなるもの。20年前の記憶が色濃く残るおっさんにとったら「お店でDVD借り放題」なんて聞いたら衝撃が走る。昔のシステムは何だったんだ?と。仕方ない、時代に合わせてTSUTAYAも進化しているのだ。
TSUTAYAプレミアムの詳細と申込はこちらを参照アレ!↓
https://tsutaya.tsite.jp/premium/index
「旧作DVD借り放題」「返却期限なし」「はじめの1ヶ月は無料」このへんに惹かれる。
◽️レンタルしたのは…
2歳の娘は、アンパンマンのDVDコーナー(優に1棚はある)でどれにしようかと、腰を据えて選ぶ。文字通り、ちょこんと座りこれでもかと時間をかけて選ぶもんだから、業を煮やした僕は「もう、これでいいじゃん」とテキトーに取って行こうとすると「ちがーう!いやー!」と大声を出し始めるから目も当てられない。
2歳児には2歳児の事情があるのだ。
娘がようやく選んだあとに、僕が選ぶ。懐かしみながら。どれにしようか棚を眺めていると、娘が「もう、これでいいでしょ、いこうね」と最下段にあるヤクザもののDVDを取り出してレジの方に向かおうとしていた。
やれやれ、仕返しか。2歳児には2歳児の事情があるのだ。
娘は「アンパンマン」を僕は「ゴールデンスランバー」を借りて、店を後にした。
◽️ゴールデンスランバー
昔、観たことがあったが、もう一度。好きな映画は何度観ても良いもんだ。何とも言えない世界観に、また見入ってしまった。しっかりとしたストーリーで、緊張感を保ちながらユーモアもある。傑作だ。よし、また観よう。
「ゴールデンスランバー」は、伊坂幸太郎原作の2010年の映画。もう10年も前のことで、出演者の皆さんがお若い。「半沢直樹」の出演者率が高いのは何かの偶然か。(堺雅人と香川照之の共演映画なら「鍵泥棒のメソッド」もおもしろい)
この歳になると、初見の映画は躊躇が伴う。2時間も費やしてガッカリするような内容だと絶望感があふれ出す。それなら、知っている映画をもう一度、の方が良いのかもしれない。見返すことで新たな発見もあるかもしれないし。
久しぶりにTSUTAYAに行ったら、TSUTAYAのお得プランを見つけ、娘とTSUTAYAデートができ、TSUTAYAで懐かしの映画に出くわした。
そんな何気ない1日に、なぜかビートルズが歌う「ゴールデンスランバー」がよく合う。
またTSUTAYAに行こう。プレミアム会員の顔をして。