プレモルの限定醸造、数量限定品のご紹介─。
今回はプレミアムモルツのダイヤモンド麦芽 初仕込 なるもの。
2021年1月19日より発売している今一番旬なビールだ。
つい1ヶ月程前に、セブンイレブン限定販売の「ザ・プレミアム・モルツ〈プラチナ〉」に大興奮して、こんな記事を書いたばかりなのに(→ https://www.shogots1978.com/entry/2020/12/20/211359)、またまた限定品の発売でファンには嬉しい限り。サントリーさんありがとう!と声を大にして言いたい。
◽️どんなビール?
「ダイヤモンド麦芽 初仕込」と書かれると、いかにも貴重な感じがする。そう、感じがするだけでなく、実際に貴重なのだ。
サントリーからのビールの説明
ザ・プレミアム・モルツにかかせない希少なダイヤモンド麦芽。収穫・製麦後に空輸で初入荷したダイヤモンド麦芽を一部使用して仕込んだ特別なプレモルです。
ダイヤモンド麦芽って?
チェコとその周辺国のみで収穫される伝統的品種を製麦したダイヤモンド麦芽。うまみに寄与するタンパク質が多く、ザ・プレミアム・モルツの上質なコクとうまみを引き立てます。
しかもこの「ダイヤモンド麦芽 初仕込」は、香るエール版もある充実ぶりだ。
先月の「プラチナ」に、過去にあった「ダイヤモンドの恵み」など、プレモルの限定品はジュエリー系で毎回登場するのも豪華さを助長している要因かもしれない。
◽️飲み比べ
そんなに貴重なダイヤモンド麦芽を使っているなら、その貴重さを実感してみたいと思うのが人間の性。いざ、飲み比べ!
左がノーマル、右がダイヤモンド。(便宜上、ノーマル:普通のプレモル ダイヤモンド:ダイヤモンド麦芽 初仕込 としておく)
色合いは、ダイヤモンドの方がクリアで光沢を放っているようにみえる(あるいは、気持ちの高ぶりで、ひいき目でみているだけなのかもしれない)。
味わいは、極めて個人的な感想になるが、ダイヤモンドの方がスッキリとしてクリアな感じがした、それも、とても心地の良いスッキリさで。これが、初仕込のダイヤモンド麦芽の威力なのだろうか。
◽️結局、ビールって…
僕みたいな味オンチは、飲み比べでメーカーの見解とズレてる、なんてことは日常茶飯事だ。それでも歴としたビール党で、ビールの売り上げには十分貢献している。
大事なのは、いかに楽しんで飲めるかだ。僕は、作り手の想いを感じながら気分で飲む。
日本のビールの味にそこまでの差はない、研究に研究を重ね、徹底的に磨きあげているから。
なら、何基準で選ぶ?
『雰囲気』だ。そのビールの持つ『雰囲気』は、作り手の拘りや商品コンセプトやCMイメージなどで消費者個々が勝手につくりあげていく。
その『雰囲気』と自慢の『味』でどこまでファンを魅了できるか、がメーカーの腕の見せどころなんだろうと。
サントリーに、アサヒに、キリンに、サッポロ、それぞれに過去があり、そして未来もある。永遠に続くであろう売上げ競争レースで消耗するよりも、作り手の想いをどれだけファンに届けられたか、のモノサシで作った方がきっと楽しいはずだ。
僕は、サントリーの世界観の虜となっている。天然水へのこだわりにおったまげ、プレモルにかける情熱に度肝を抜かれ、そんな背景が「美味い!」と思わせている部分もあると思う。
だから、今回の「ダイヤモンド麦芽 初仕込」も僕のようなサントリーファンを楽しませる一環なんだろうと。味云々よりも。
数量限定なので、是非急いでご賞味アレ!