こんな時だから、家飲みの「質」をちょっと上げてみよう、そんなお話。
今回は、Kanao Cantinetta のご紹介─。日本語だと、かなお酒店 となるようだ。
"cantinetta" はイタリア語で「小さなワイン蔵」の意味。その名の通り、ワインの取り揃えが豊富なお店だ。が、日本酒もウイスキーも焼酎も、一通りのお酒はちゃんと置いてあるのでご安心を。
営業時間:10:00-17:30
営業日:定休日が月曜日
場所:大阪府泉佐野市大西1丁目1−9
電話:072-462-3101
ウェブサイト:http://bar-wa.com/
https://www.instagram.com/kanaowine/?
◽️やはりワインがスゴい!
お店を外から眺めてると獺祭の宣伝に気を取られるが、入店すると一瞬でワインの多さに圧倒されてしまう。
ワインセラー室まで完備しているので、ワインに対する本気度がこれでもかと伝わってくる。
お店の半分くらいをワインが占めるだろうか。ワイン好きならどんなにテンションが上がることだろう。
それから、まだある。「Bar 和wa」という名のワインバーまで併設されている。
あいにくの緊急事態宣言中で、シャッターは閉まりっぱなしのようだが。
中を覗きたい誘惑に駆られる。それくらい美味しいワインを飲ませてくれそうな上質な雰囲気が漂う。緊急事態宣言明けに、また来よう。
◽️日本酒を選ぶ
訪れたこの日は、日本酒を求めて暖簾をくぐった。飲むお酒に色気を加え、家飲みの「質」をちょっと上げたかったのだ。
日本酒は銘柄が一万以上あるので、誰か(できれば精通している方)の「おすすめ」が、結局は一番良かったりする。酒屋の店主に聞かない手はない。
店主曰く、今の時期は火入れをしていな「生」が出まわる時期、このチャンスを逃す手はない、とのこと。なるほど、生を堪能しようではあるまいか。
生のお酒を色々すすめられたが、選んだのはこちら。富山の地酒、枡田酒造店の満寿泉(生純米吟醸)だ。
店主は「生」をすすめるよりも強い口調で、ワイングラスで飲むことを教えてくれた。ワイングラスで飲むだけで、香りの漂いが増し日本酒をより楽しめる。
大満足の逸品だ。
味はもちろんのこと、店主との会話で見知らぬお酒と引き合わせてもらい、それを最高の条件で飲む、その過程にも満足で、それが実は家飲みの「質」が上がったということなのかもしれない。
◽️お店の方
先ほども書いたが、お店の方がとても気持ちの良い雰囲気で迎えてくれる。尋ねると、こちらが求めていることを察知して手を差し伸べてくれる、そんな安心感がある。お酒の勉強会でもやってほしいと思ってしまう。
試飲もできるのは、嬉しい。
「満寿泉」の生に大満足してしまった僕は、再び色気のある日本酒を求めて、2回目の訪問を果たしている。
そして、試飲の対象でもある「尾瀬の雪どけ」純米大吟醸を購入。群馬のお酒、龍神酒造。
律儀にまたワイングラスで。またしても家飲みの「質」を上げましたとさ。(あるいは、ただ単に飲みたいだけなのかもしれない、という噂も)
このお店なら、一期一会でお気に入りの日本酒が見つかるかもしれません!是非一度お試しアレ!