美味しいクロワッサンを食べたお話。
今回は、三日月屋のクロワッサンのご紹介。「三日月」はフランス語で「クロワッサン」の意味。それを店名に掲げているので、クロワッサンへのこだわりと想い入れの深さは、きっと底なしなんだろうと。
ではさっそく。
◽️三日月屋って?と希少性について
これまで聞いたこともなかった三日月屋、それもそのはず、福岡にしか店舗がないのだ(厳密に言うと、広島と東京に三日月屋のクロワッサンを売っているパン屋は1店舗ずつある)。じっくり福岡で育って、満を持しての全国展開、そんな鼓動が僕には聞こえてくる。
ウェブサイト:http://www.mikadukiya.com/
福岡のクロワッサンと言えども、時代の流れでネットショッピングで簡単に手に入ってしまう。それが良いことなのか悪いことなのかはわからない。でも、少なくともネットの影響で、世の中の希少性のバランスは、明らかに歪み始めている。
妻はお土産で頂いたと箱を広げる。見た目のお洒落感と、福岡にしか店舗がないと言うことで、喜び勇んでいた。ここにはまだ、古き良き時代の希少性の考え方があり、何だか少しホッとした。さあ、食べてみよう。
◽️どんなクロワッサン?
クロワッサンなんて食べようと思えば、すぐに食べれる。近所のパン屋に行けば必ずあるし、スーパーマーケットにだって置いてある。下手したらコンビニでも手に入るかもしれない。何ならネットショッピングでも。
でも、こんなにも小洒落てて、こだわりを詰め込んでいるクロワッサンには、なかなかお目にかかれない。個人的に感じた「こだわり」を記しておく。
◆包装大切なクロワッサンを良い状態で保つため、包装の材質にも注意が払われ、なおかつ見た目も映える、そんな包装。
◆保存人工的な保存料など使っていないので、保存が必要となれば冷凍となる。冷凍しても味が落ちない技術に脱帽する。
◆おいしい食べ方この文言を読んでるだけで、なんだか随分とおいしくなるような気になる。気になるだけじゃなく、実際に良い感じになるので、やるべし。
◆折込技術最大の特徴はこれかもしれない。クロワッサンは、生地とバターを織り込んでいき、層をつくる。この層の出来映えが食感にモロに影響する。その折込技術がこの三日月屋はトップレベルで、熟練の職人がひとつずつハンドメイドしているというから、良い意味でとても重みがある。
食べてみると、外はパリッとしていて中はモチっと。極上の食感を実現している。これがまさに最大の強みとなっている。
◆クロワッサンの種類12種類もある。さすがである。これだけあるのも一級品の折込技術があるからこそなのかもしれない。
これだけの「こだわり」が揃えば、三日月を店名に掲げている意気込みも伝わってくるってもんだ。
◽️他にも!
これだけクロワッサンに力を入れているので、専門店と思いきや、ラスクロやラスクも扱いがある。こちらも折込技術を活かしている。
機会があれば、是非一度お試しアレ!気の利いたギフトなんかにも良いかもしれません!