のっけから夕焼け写真で恐縮だが、この少し不気味ともとれる夕焼けから話を進めてみる。
ある日の夕刻にふと外に目を向けると、思わず動きが止まるような夕焼けが空に描かれていた。実際に動きが止まったのは、夕焼けが僕に何かを訴えかけているように感じたからだ。
その訴えは、連日の雨天に終止符が打たれる合図のようにも思えたし、何か悪いことが起こる予兆のようにも思えた。が、どうやらそんなことではなさそうだ。
そんなことを考えながら、しばらく眺めていると、娘が「晩御飯の支度ができたってよー」と声をかける。その瞬間、ビビッと繋がった、夕焼けと「あるモノ」が。
これである。これを食べ忘れているよ、と訴えていたのだ。
BLACK TRUFFLE KETCHUP(ブラック トリュフ ケチャップ)である。
少し前にカルディで買ったのをすっかり忘れていた。夕焼けの色合いが、このパッケージの色合いと似ていたので、記憶のどこかでリンクをしていたのかもしれない。よし、夕焼けが思い出させてくれた「トリュフケチャップ」を食べてみようではあるまいか。カルディの新商品、¥365なり。
◽️トリュフケチャップって?「カルディ」で衝動買いしたこちらの品、ケチャップに黒トリュフが混じっているという。
言わずもがなだが、トリュフは世界三大珍味のひとつで、今もなお、その看板を背負い続けている。トリュフはキノコの一種で、その「希少性」や、その「香り」に圧倒的な価値がある。
そんなトリュフとケチャップとのコラボだ。どれだけ含まれているのかはわからないが、トリュフ持ち前の「香り」をどれだけ感じられるかがポイントだ。
フランクフルトにかけてみた。さすがにフランクフルトの存在感には敵わないが、ケチャップの中にトリュフらしき「香り」を感じずにはいられない。フランクフルトがいつもより、少し華やかに、そして、少し贅沢に感じられる。これが、トリュフの実力で、主役をたてるのが得意なのだ。
推奨は、卵料理やポテトフライとのことで、ゆで卵にもかけてみる。フランクフルトより控えめな感じのゆで卵だと、トリュフの「香り」をより強く感じることができる。次回は、ポテトで試してみよう。
◽️チーズにも?!
そんな風にしてトリュフのことを考えていると、あちら側から寄ってくるもんだ。次はこちらとご対面。「プレミアムベビーチーズ トリュフ入り」だ。
この黒い粒々がトリュフなのかもしれない。いや、ブラックペッパーか。原材料を見てみると、「トリュフオイル」に「乾燥トリュフパウダー」が入っている。豪華にもオイルとパウダーの両輪なので、あの「香り」を強く感じる。
量的なモノはわからないし、質的なモノもわからないが、トリュフが入っているという事実だけで、どこか贅沢な気持ちになれるのだ。その気持ちは、少なくとも美味しいと思える要因になっているはずだ。そういった意味でも、トリュフの看板力はズバ抜けている。
◽️他にどんなものが?
そんなことなら、他にもトリュフの看板力を使ったものがあるんじゃないかと、カルディをのぞいてみる。
ネット上では売り切ればかりではあるが、実に様々なモノにトリュフが使われている。食卓をちょっと贅沢に着飾るために、たまには選んでみても良いのではないでしょうか。
機会があれば、是非一度お試しアレ!