高級な生食パンを食べた話。
今回は、純生食パン工房 HARE/PAN のご紹介。娘のおねだりで「キッザニア甲子園」を訪れたあと、隣接する「ららぽーと甲子園」に立ち寄った。ぶらぶらしてると、洗練された外観に引き寄せられたのがこの「ららぽーと甲子園店」だ。
営業時間:10:00〜売り切れ次第終了
営業日:定休日は不定休
場所:兵庫県西宮市甲子園八番町1-1002Fのフードコート向い
電話:0798-46-8846
webサイト:https://www.hare-pan.com/
では、さっそく。
◽️絶妙な「甘さ」が特徴!16時前ぐらいだろうか、おそらくは残りの食パンは棚に並んでいるだけ。人気の程がうかがえる。
1本2斤で¥864の高級生食パン、と思うと見た目も何だかゴージャスに見えてくるから不思議なもんだ。あるいは、パン自身が自信に満ち溢れているようにも見える。
◆絶妙な甘さが自慢!
食べた瞬間に適度な絶妙な甘さが口に広がる。あの「乃が美」が高級生食パンの先駆けなのだが、比較をしてしまうと、甘さが決定的に高い。どちらが優れているという訳ではなく、それだけ甘さに特徴があるということだ。「手でちぎって食べてたら、いつの間にかなくなってました‼︎」の噂はホントだ。このどんどん食べちゃう絶妙な甘さが人を惹きつけてやまないのだ、きっと。(もちろん、柔らかさやしっとりさも一級品だ)
◆日本料理人監修!
大手ホテルの日本料理総長を勤めるなど、長年和食料理に携わってきた方が監修する。「日本人に合う毎日食べても飽きない食パン」がコンセプトだ。洋食の象徴のようなパンに対して、和食はその対極に位置しているが、そこで洋の食パンを和の視点でアレンジを加えているところに価値を感じる。
◽️高級食パンブームのあとは…
2年くらい前に始まった「高級食パンブーム」は記憶に新しい。僕も例外ではなく、惚れ惚れするような食パンにかぶりつき、感動を味わってきた。泉佐野駅に「乃が美」が出店されたときには小躍りしたし、https://www.shogots1978.com/entry/2018/05/12/205423 ←詳細 ※写真は岸和田店
奇抜な店名で次々にヒットを飛ばすベーカリープロデューサー岸本拓也さんが手がける「おめざのメロディ」にもオープン早々に訪れた。https://www.shogots1978.com/entry/2021/08/14/220112 ←詳細
ブームのときは目新しさからくる感動や感激で客が押し寄せる。やがて目新しさがなくなり、定番の雰囲気が出てきたときに、真価を問われることとなる。
そう言った意味では、この「HARE/PAN」は和の視点から食パンの甘さに目をつけ、サンドウィッチでの具材との相性や、子供ウケといったところに可能性を感じ、次の活路を見出しているのかもしれない。
今後の展開から目が離せない。
◽️おまけ
◆買いたてのパン水蒸気がパンにつかないように、紙がひかれている。水分が多いのは「しっとりさ」の証だ。
◆ラスク生食パンでつくったラスクは興味深い。しっとりふわふわが、どんな風に変わっているのだろうか。
◆リーフレットの内容
◆店舗数が豊富こんなに点在しているなら、あなたの街にもあるのかも。
機会があれば是非一度お試しアレ!