美味しいクレープを食べた話。
今回は、Crazy Crepes のご紹介。りんくうアウトレットプレミアム内に店舗を構えているが、決して欠陥品などのアウトレット品ではないのでご安心を。「Crazy クレイジー」が店名に付いていると危うくそんなことも連想しそうになる。
Crazy（クレイジー）の意味
「気が狂っている」「狂気じみている」という意味合いで用いられる表現。基本的には否定的な意味合いの語ではあるが、「夢中になっている」「熱狂している」といった肯定的な意味合いで用いられる場合もある。
どこがどれくらいクレイジーなクレープなんだろうか、と興味津々。
営業時間：9:00-20:00
営業日：毎日。アウトレットの営業日に準ずる
場所：大阪府泉佐野市りんくう往来南３丁目２８
電話：072-461-0424
webサイト：なし
では、さっそく。
◽️安定的な万人ウケの美味しさ！
まずくて食べれないラーメンにお目にかかったことがないのと同じように、クレープのハズレもなかなかない。
店名に「クレイジー」と入っているので、気が狂ったような破茶滅茶なクレープが出てくるんじゃないかと内心ドキドキしていたが、みんなが期待しているような真っ当なクレープが出てくる。
そんな所にクレイジーはなく、時々行列ができるほどの安定感抜群のクレープ屋である。それもそのはず、アメリカ生まれのクレープショップで日本全国に展開しているほどで、売れるノウハウはお墨付きなのだ。
◽️厳選のシンプルメニュー！
クレープ屋さんは何かとメニューのバラエティに富む傾向にある中、この「クレイジークレープ」はいささかメニューが厳選されているように思う。病的な程のメニューの数でクレイジーをうたっているかとも思ったのだが、そんなことはなく、逆に選びやすいメニュー数だ。
この厳選メニューから、３歳の娘は迷うことなくいちごチョコを注文。
娘はひどく美味いと思ったのか、黙々と食べ続け「一口ちょうだい」のタイミングを挟ませない。「最後の一口」くらいでハッと我に返り、僕に申し訳なさそうに手渡してくれた。
クレープが超絶美味しく、クレイジーな感じでむさぼるのか？と少し思ったが、それなら娘は最後の一口はくれないし、もっと悪魔じみたクレイジーな顔になっているはずだ。
生クリームはたっぷり挟まれ、食べ応え抜群なのだが、クレイジーは見つからない。
◽️クレイジーはこんな所にあり！
娘にもらった最後の一口は、例のごとく生地部分が多く残る。それでも、その生地の「柔らかさ」を瞬時に魅せられた。これがクレイジーなのか！と思ったら、生地は水を使わずに卵とミルクで仕上げているから柔らかいとのことだった。クレイジーな柔らかさではなく、技術の裏付けによる繊細な柔らかさである。
そんな風に探していると見つかるもので、遂にクレイジーを見つけ出した。これだ。
不覚にもメニュー表に載っているではないか、しかも３つものクレイジーが。
「クレージークレージー」はバナナとイチゴが２倍だ。それから「クレージークレージーバニラ」もバナナとイチゴが２倍だ。最後の「クレージーバナナ」に至ってはバナナが３倍。なるほどなるほど。
こんなクレープは狂っている！と声高に叫びたかったのだが、終わってみればフルーツの量がクレイジーで、正直そこまで驚くことでもなくそもそもクレイジーなのか？の疑問すら残る。
いや待てよ、
そんなフルーツの量をクレイジーと言っていること自体がクレイジーなのかもしれない、きっと。
まあ、娘の食べ方の方がよっぽどクレイジーなんだが。
機会があれば是非一度お試しアレ！安定的に美味しいことは間違いないです！他に「これこそがクレイジーだ！」を見つけ出したいものだ。
