@izumisano

約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

大阪市天保町 らーめん屋「丹頂」の茶碗蒸しらーめんが斬新すぎる!風変わりなお店だが、美味しさは間違いない!

一風変わったらーめんを食べた話。

f:id:shogot1978:20220423104132j:image今回は、らーめん屋の 丹頂 のご紹介。海遊館へ向かって駅から歩いていたら、ご覧のエキセントリックな店構えが目に入る。子供たちからは非難轟々も、ひるまず入店。f:id:shogot1978:20220424183649j:image

営業時間:土日祝→11:30-22:00                                              月-金  →11:30-15:00 17:00-22:00

営業日:定休日は不定休

場所:大阪府大阪市港区築港3-8-7f:id:shogot1978:20220424182133p:image

電話:06-6576-6826

webサイト:なし

では、さっそく。

 

◽️名物!茶碗蒸しらーめん!

あんな風変わりな外観を見て、少し入店を躊躇したのだが、背中を押してくれたのが「茶碗蒸しらーめん」だ。これまで食べたことも聞いたこともないのだが、キラリと光る何かに心惹かれた。

美味しいモノ同士の掛け合わせは、その波長が合わず、大抵はうまくいかない。それでも、「茶碗蒸し」と「らーめん」の融合は、チャレンジングで好奇心をくすぐられる。果たして、どんな代物なんだろうと。

どーん!と茶碗蒸し風に、蓋が付いての登場。f:id:shogot1978:20220423205043j:image蓋をあけてみると、f:id:shogot1978:20220423205223j:image巨大茶碗蒸しがきたのかと勘違いするぐらい、茶碗蒸しにしか見えない。f:id:shogot1978:20220423205351j:imageが、レンゲを差し込むと、らーめんの雰囲気が顔をのぞかせ、胸を撫で下ろす。茶碗蒸しは表面だけで、その下にらーめんが待機している。f:id:shogot1978:20220423210326j:imageほら、麺のお出ましだ。フツーの中華麺だが、驚くほど茶碗蒸しにマッチしている。f:id:shogot1978:20220424095623j:imageらーめんである証のように、焼豚も登場。茶碗蒸しのダシ風味と、らーめんの鶏ガラ醤油が絶妙なバランスを保っている。こりゃあ美味い!これぞ天保町の名物だ!f:id:shogot1978:20220424180013j:imageスープまで飲み干すほど。f:id:shogot1978:20220424180043j:image

「何でまた『茶碗蒸しらーめん』なのか?」の僕の問いに、店長らしき人は、何でもないような顔で「茶碗蒸しうどんからヒントを得たんです、昔は和食職人だったもので」と。着想はそんなところから。誰もやっていないことを思い切って(信じて)やってみる。そんなチャレンジ精神に脱帽する。

 

◽️他のメニューも

もちろん「茶碗蒸しらーめん」が名物で、f:id:shogot1978:20220424123024j:image人気上位を独占している。トッピング的な、角煮やチーズフォンデュなどの発想の突拍子もなさが、丹頂らしさが出ていて、さらにお店のカラーを濃くしている。

茶碗蒸しらーめん以外も充実している。f:id:shogot1978:20220424125034j:imageらーめんは、鶏ガラ醤油が基本。中でも「紅の豚らーめん」は表面が赤で埋め尽くされ、相当の激辛なので興味津々だ。次回はこれを食べたい。

アルコールがあるのも嬉しい。

f:id:shogot1978:20220424121931j:image昼間からのビールは相変わらずにサイコーだ。

 

◽️その他

一風変わっているのは、外観だけではない。f:id:shogot1978:20220424151326j:imageカウンターだけの店内、席について見上げると、溶接用の仮面がズラリと並ぶ。異様とも言える光景だ。

そんな不思議が押し込まれているようなお店なのだが、f:id:shogot1978:20220424181118j:imageこの「となりの人間国宝」シールが貼られていると、それなりに格式高く感じられてしまうのは僕だけだろうか。f:id:shogot1978:20220424181349j:image有名人のサインもそれを後押しする。

 

大阪港に行く機会があれば、是非一度お試しアレ!たまにはこんなお店も!

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