京都の湯豆腐を食べた話。
今回は、ゆどうふ 竹むら のご紹介。GWに京都を訪れ、せっかくなので名物「湯豆腐」を堪能。子供たちは「これまでの人生で一番うまい豆腐だ」と、最大級の賛辞を贈っていた。
営業時間:11:00-20:00
営業日:毎週木曜日が定休日
場所:京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町48-7
電話:075-861-1483
webサイト:http://www.tofu-takemura.com/
では、さっそく。
◽️シンプルの中に奥深さ!
湯豆腐は、京都の南禅寺の精進料理が発祥と言われている。昆布だしの鍋に、角切り豆腐を入れて温め、薬味で食べるシンプルな料理。シンプルだからこそ素材の良さを感じやすい。
メニューもシンプル。「竹」をオーダー。
◆ 「竹」 湯どうふ他5品 ¥3,400湯豆腐の準備から始まる。氷水に浸されて登場する豆腐の貫禄に声が上がりそうになる。沸騰したお湯に、豆腐を投入(柔らかいので壊さぬように)。2〜3分待ち、豆腐が踊り出したら食べ頃。お好みの薬味をかけて完成。シンプルだが味わい深さに脱帽だ。あぁ京都…、歴史の重みを感じる。
それもそのはず、創業150年の老舗人気店の「嵯峨豆腐森嘉」を使用。京都の有名料亭や旅館は、どこもこれを採用しているという。この豆腐に、この店こだわりの「秘伝のダシじょうゆ」を垂らすと鬼に金棒となる。
豆腐をメインに精進料理的な布陣が脇をかためる。八寸、ひろうす、天ぷら、御飯、香のもの。京都らしいし、見事に豆腐が主役となっている。ビールも頼めたが、精進料理的な雰囲気を壊すまいと封印。
◆ お子さま用 ¥1,900なり 豆腐は2切れとなるが、子供なら十分過ぎるほどだ。※メニューにはなく、店員さんが提案してくれる
◽️お店の雰囲気が素敵!
昭和の雰囲気そのまま、といった感じ。こんなテーブル席が、1Fと2Fにある。京都の湯豆腐を堪能するのに、ぴったりな雰囲気だ。人気店の裏付けのように、階段には有名人のサインがズラリと並ぶ。今後こんなレトロな場所はどんどん減っていくので、希少価値は上がる一方だ。個人的には入口のこの雰囲気がひどく気に入った。貫禄の湯豆腐への細道だ。
◽️最後に。
この「ゆどうふ 竹むら」は、嵐山の渡月橋の近くにお店を構える。観光地街なので、お客さんはひっきりなしなのかもしれない。湯豆腐の値段は高めの設定に感じるが、もっと高いところを見ればキリがない。どちらかと言えば、リーズナブルな方だと思う。
京都に行くなら、是非一度お試しアレ!