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約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

【辛子明太子】老舗「博多中洲 ふくや」の明太子の味はもちろん、奥深さに感服!その理由とは?!

美味しい「辛子明太子」を食べた話。

f:id:shogot1978:20220626095846j:image今回は、博多中洲 ふくや の「辛子明太子」のご紹介。店舗ではなく、お取り寄せ(正確にはお土産)で嗜んだ。有名な明太子屋の魅力に迫ってみる。

営業時間:平日9:00-22:00 土日祝9:30-18:00

営業日:毎日

場所:福岡県福岡市博多区中洲2丁目6−10

電話:092-261-2981

webサイト:https://www.fukuya.com/

※ 中洲本店の情報

では、さっそく。

 

◽️「ふくや」のスゴさとは?

アツアツご飯に乗せて食べれば、あの辛さとプチプチ感が口の中で広がる。後を引く美味さで、ご飯がすすんで仕方ない。そんな辛子明太子の発祥であり世に広めたのが、紛れもなくこの「ふくや」なのだ。

◆ 日本発祥がこの「ふくや」だ!f:id:shogot1978:20220626111200j:image「川原俊夫の "想い" 以前に明太子は存在しなかった」というフレーズがすべてを物語る。川原さんは幼少期を韓国で過ごし、そこで食べた「たらこのキムチ漬」の味が忘れられず、戦後に博多に戻ってきて、創意工夫を重ねて再現したのが、日本版の辛子明太子だ。

そして、昭和24年に売り出したのが、日本初の辛子明太子となっている。辛子明太子の生みの親というパイオニア感は、いくら後発が現れようとも消せない事実として、この先なにかとアドバンテージとなる。

◆博多名物になったのは「ふくや」の功績!

発祥だけでもスゴいのに、他にもある。売り出した当初、卸売は一切せず、卸を依頼してきた業者には作り方を教えていったという。せっかくのヒット商品のレシピを教えるなんて、と普通なら思ってしまう。が、そこには卸売によって品質を落としたくない想いがあったそうだ。

そんな行ないが、自然と福岡に辛子明太子を売るお店の増加に繋がり、誰もが認知する博多名物へと昇華していったのだ。

これが、ふくやのスゴさである。

 

◽️「ふくや」の先見の明とは?

f:id:shogot1978:20220626095843j:imageこちらがお土産で嗜んだ「家庭用明太子レギュラー」だ。ふくやの特徴として、かたちが崩れたものも安くして売っている、いわゆる「切れ子」だ。味は変わらないので、消費者にも嬉しい。いざ実食。f:id:shogot1978:20220626120329j:image「ふくや」の歴史を踏まえると、何だか特別な明太子に見えてならない。

が、そんな特別感とは裏腹に、期待どおりの味を食べれる安定感や安心感があり、それは何モノにも変え難く、ある意味贅沢と言える。f:id:shogot1978:20220627171206j:imageアツアツのご飯のせが、しっくりくる。絶品そのもの。そんなところが、日本で定着した最大の要因なのかもしれない。

そして、昭和24年から売り始めた明太子は、ご存知のように日本の食文化に浸透していき、なくてはならない存在となった。他の食材との相性が抜群なのだ。川原さんはそんなことも予期していたのかもしれない。ネット上には、明太子を使ったレシピがあふれかえる。

今回の明太子を使って、じゃがいも明太子マヨネーズを、妻はささっとこしらえてくれた。そんな簡便さもある。

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白米に乗せれば主役を張れるし、料理のエッセンスとして脇役にもなれるわけだ。

 

いかがでしょうか。他にもたくさんの商品を取り揃えています!福岡を訪れた際には是非、訪れずとも通販でも購入可能なので、機会があれば一度お試しアレ!

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