絶品中華を食べた話。
今回は、大衆中華 さわだ飯店のご紹介。「ららぽーと門真店」のフードコートにあるこの中華屋さん、何やらスゴいぞとの噂を聞き、門真警察での運転免許更新ついでに訪れた次第。とても魅力的な中華なので、激しくおすすめしたい。
営業時間:10:00-21:00
営業日:ららぽーと門真店に準ずる
場所:大阪府門真市松生町1-11 ららぽーと門真 3F
電話:06-6914-9666
webサイト:なし
では、さっそく。
◽️料理長の実績がスゴい!
この「大衆中華 さわだ飯店」を手がけるのは、澤田州平さん。ミシュラン一つ星を6年連続獲得している「中国菜 エスサワダ」の総料理長だ。努力と好奇心と向上心の塊のような方で、一代ですでに5つの人気店舗を持つ。(詳しくはこちら→https://professions-of.jp/contents/?id=211224230)
そんな澤田さんが「カジュアルながらもミシュランクオリティのメニューを取り揃え、より多くの方に美味しい中華を提供したい」という想いをカタチにしたお店が「大衆中華 さわだ飯店」なのだ。超人気店の中華が、リーズナブルにモールのフードコートで食べれるなら、そんな美味しい話はない。そして、どんな料理なのか大変気になるところだ。
◽️センスやスキルが凝縮、さすがミシュラン級!
「ららぽーと門真」がオープンして初の土日だったこともあり、激混みの中ならぶ。45分ほど待ったが、それぐらいなら早い方だと思えるくらい、価値ある料理を食べられる。せっかくだからと少々注文しすぎた感は否めないが、ペロリと完食。
◆ 麻婆豆腐セット ¥1,280ご飯とスープを従え、貫禄の登場。無類の麻婆豆腐好きの僕にとっては、外すわけにはいかない。さすがミシュラン!と言わんばかりの味わい深さ。食べた瞬間に上品さに包まれたような刺激が訪れ、感激となって身体中を駆け巡る。そんな感動レベルの逸品で、最近食べた麻婆の中では断トツの一番だ。花椒の赤と青まで用意されていて、シビレもいくらでも堪能できるというわけだ。
◆ 淡雪海鮮炒飯 ¥1,350パッと見は炒飯に見えないが、この淡雪が技術の塊で、繊細だがしっかりとした海鮮の旨味がメレンゲに溶け込み、極旨炒飯を覆う。このふわふわ食感のメレンゲと炒飯の融合は、まるで画期的な化学反応でも起こったような至高の美味しさだ。
◆ 鯖節坦々麺 ¥1,280こちらは異次元の坦々麺だ。中麺は極上のコシを届けてくれ、ナッツを乗せるアイデアも坦々麺ではなかなか見れない。鯖を使う発想は、まさにセンスの塊だ。濃厚で味わい深い。
◆ 肉焼売¥200 油淋鶏¥280。飲茶系も食べておきたいなと、欲の悪魔がお出まし。プリプリと肉汁の二重奏で、口の中の指揮者は大忙しだ。
油淋鶏は、柔らかい鶏肉がミシュランのオーラをまとっていて、自信の表情を見せている。
さすがはミシュランの腕前で、フードコートでは少し場違いを感じてしまうが、至福の時が流れる。
◽️本家ミシュランへの誘い。
メニューはご覧の10品。厳選された品々は、それぞれに魅力を放っている。廉価版とは思えないレベルの高さなので、本家ミシュランのレベルが計り知れない。そう、本家ミシュラン「中国菜エスサワダ」の敷居はやはり高いので、この「大衆中華さわだ飯店」で興味が湧けば、本丸への流れがつくれる、と澤田さんは考えているようだ。
「中国菜エスサワダ」は、澤田さんが培った本場中華の技術を踏まえながら、日本の良さも取り入れる。その唯一無二のハイセンスの料理が圧倒的な価値となり、ミシュランの称号に繋がっている。こうなったら、いつか本家に行ってみたい。
いかがでしょうか。絶品中華をお手軽に。機会があれば、是非一度お試しアレ!間違いないです!