美味しい日本料理を食べた話。
今回は、日本料理 古今 本店 のご紹介。外観からも敷居の高さがうかがえる。もちろん普段はこんなお店の暖簾をくぐることはないのだが、僕の誕生日に妻のはからいで暖簾をくぐるれることに。たまには素敵なお店で、贅沢をしてもバチはあたるまい。
営業時間:昼11:30-14:00 夜18:00-22:00
営業日:定休日が日曜日
場所:神奈川県川崎市高津区久本3丁目2−18 「エムビルコーポ/1F」
電話:050-5486-4787
webサイト:https://a881903.gorp.jp/
上品に冷えた生ビール¥900が運ばれ、準備万端。では、さっそく─。
◽️日本料理が絶品すぎる!
アラカルトだとかなり値が張ってしまう、という消極的消去法ではないのだが、コースを予約し、お店の "おまかせ会席" にその身を任せることに。おまかせ会席 梅 ¥8,800 を堪能。ハイクオリティの料理に度肝を抜かれっぱなしで、帰ることには僕の肝(心)は、感動で溢れかえることに。
◆ 先付 筍とホワイトアスパラの木の芽味噌和え涼しげな器に、涼しげな彩りで筍とアスパラが寄り添い、視覚からの刺激が、美味しさを増幅させる。こんな新鮮な筍は食べたことがない、という感激の逸品。このあとの料理は、もう期待しかない。
◆ お造り くろむつ、キジハタ、本マグロエキセントリックな器に、刺身がとても上品で優雅なたたずまい。自信までもがみなぎる。刺身は鮮度が命、と言わんばかりに眩い輝きを放つ。高級魚のクロムツには濃厚な脂に上質な白身に恍惚となり、超高級魚のキジハタにはもう言葉が見つからないほどの衝撃が走る。
◆ お椀 車麩と平貝お出汁が絶品で、飲み干すのが惜しいほど。
車麩と平貝が優しい食感を届けてくれる。メインに向けて、ほっこりとなる逸品だ。
◆ 焼物 メダイの粕漬けさすがは日本酒のお店(後ほど紹介)で、粕を上手く活用している。極上のふっくら柔らかを演出するメダイは、圧巻の一品だ。
◆ 牛肉と新玉ねぎの炊き合わせどこまでも柔らかい牛肉と甘味をふんだんに含んだ新玉ねぎが、絶妙に共鳴しあう。贅沢の極みである。
◆ 桜海老の炊き込みご飯
シメには炊き込みご飯。上品な量で、優雅な気持ちになれる。
一品一品の料理がとても上品で繊細。普段は決して食べられないような贅沢さが、満足度を引き上げている。この6品のラインナップで¥8,800は、お得感すらある。
その他のアラカルトメニューはこちらに載せておく。
◽️お酒のラインナップが凄すぎ!
あの贅沢で絶品の料理だけでも十分価値があり魅力的なお店なのだが、さらにまだある。日本酒のラインナップがハンパないのだ。無類の日本酒好き(年間100種類以上の日本酒を嗜む)の僕が感動するほどに。こちらは取り扱ったことがある日本酒で、全国の有名どころをほぼほぼ網羅している。店内には120種類以上を常備しているとのことで、日本酒専門店としても第一線としてやっていけるレベルだ。レアな日本酒がこれでもかと顔をそろえる。その嬉しさで調子に乗り、合計10の日本酒を堪能。至福の時間である。
その他のアルコールはこちら。
◽️その他!店内は木目調で洗練された雰囲気だ。こんな空間なら、食事もより美味しく感じられるというもの。カウンターでは、好感度の良い若い2人が真剣な顔つきでテキパキと料理をこしらえていく。さらに、有名酒販店出身という日本酒案内人のおじさんが、お酒のアレコレを懇切丁寧に教えてくれるので、聞いているだけでも楽しくなる。
料理に、お酒に、店内の雰囲気に、店員さんの心地の良い対応、どれもが一級品で、間違いなくハイレベルな日本料理店だ。
いかがでしょうか。何か特別な日や、自分へのご褒美などで訪れてみては!機会があれば、是非一度お試しアレ!