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約5年の大阪は泉佐野の生活を経て、次は川崎は溝の口。美味しいものをお伝えできれば。

二子玉川「TOKIO フレンチルナティック」コスパ最強のフレンチに度肝を抜かれる!しかも料理は一級品ばかり!そこにはそれなりの理由とコンセプトがある!

美味しいフレンチを食べた話。

f:id:shogot1978:20240720210308j:image今回は、TOKIO フレンチルナティック のご紹介。外観からは、フレンチらしさを微塵も感じないが、そこにはそれなりの理由とコンセプトがあるのでご心配なく。二子玉川駅から猛暑の中、子供達を引き連れ徒歩15分。無事入店後、通されたのは極暑のテラス席…、f:id:shogot1978:20240728215104j:imageどうなることやらと思ったが、大満足のランチに。

営業時間:11:30-21:30 日曜のみ21:00終了

営業日:毎日

場所:世田谷区玉川1丁目1−4f:id:shogot1978:20240728215237p:image

電話:03-3708-1118

webサイト:https://tokiofrench.com/

f:id:shogot1978:20240728213236j:imageキンキンのプレモルで乾杯─。では、さっそく。

 

◽️本格フレンチが美味い!

外観や内観はアレたが(理由はのちほど)、料理のレベルは恐ろしく高い。この値段でこの料理が食べれるのか!と感動レベル。

◆ 本日のスープ ¥537f:id:shogot1978:20240721104819j:imageこの日のスープは「アスパラとほうれん草のスープ 冷製」。まず口にしたこのスープが絶品で、お店のレベルの高さがうかがえる。濃厚で野菜の甘味と旨味が絶妙なバランスで、いくらでも飲めそうだ。

◆ ワタリガニのトマトクリームパスタ ¥1,346f:id:shogot1978:20240721105814j:image開店当初から人気を誇るパスタだけあり、破壊力がとんでもない。目を見開いてしまうほど濃厚なカニの旨味に、トマトを上手く取り込み、度肝を抜かれるソースとなっている。f:id:shogot1978:20240721142505j:imageそのソースと太麺パスタの相性が抜群。これはリピート必須の逸品だ。

◆ 焦がしにんにく香るゴロゴロ牛フィレすじ肉のアラビアータ(唐辛子入トマトソース)¥1,164f:id:shogot1978:20240721142930j:image料理名の長さが、フレンチらしさを漂わす。もちろん「らしさ」だけではなく、味わい深い逸品。f:id:shogot1978:20240724214641j:imageホントにゴロゴロするほどフィレすじ肉(トロトロの柔らかさ)が散りばめられ、ニンニクとトマトのソースと手を取り合い、何とも言えない深い旨味を感じる。ピリッとした辛さも食欲に拍車をかける。

◆ 牛ハラミのステーキ ディアブルソース ¥1,355f:id:shogot1978:20240724222530j:imageこのメインのお肉がサイコーに美味い!ピリッと辛いディアブル(悪魔風)なソースが、柔らかいハラミと良く合う。あまりにソースが美味しく、f:id:shogot1978:20240727093339j:imageガーリックトースト¥391 に湿らせて食べるほど。(フレンチのソースはどれも美味しいので、このガーリックトーストは大活躍だ)

◆ 牛フィレすじ肉のシチュー ¥628f:id:shogot1978:20240724223156j:image先ほどパスタに入っていた牛フィレすじ肉で、今度はシチューでしっかりと向き合う。柔らかさとスープが劇的に美味く、思わず笑みがこぼれる。f:id:shogot1978:20240728081614j:image

◆ シーフードグラタン ¥891f:id:shogot1978:20240724223158j:imageこちらでシメる。具材たっぷりで、食べ応え抜群だ。f:id:shogot1978:20240728081522j:image

どれも本格的な料理で大満足だ。※メニュー表は最後に載せておく

 

◽️コスパ最強の理由がコレだ!

これほどまでに美味しいフレンチをこんなにリーズナブルに食べれるのには、やはり、それなりの理由がある。

このお店のコンセプトは「フランス料理を日常に!」。多くの方に、フレンチに対する敷居の高さのイメージを払拭してもらい、気軽に楽しんで欲しいという想いが伝わってくる。現に家族を連れて楽しめた我々は、まさに、それを体感できたと声を大にして言える。

フランス料理を日常にするために、もちろん犠牲も払う。フレンチには付きものの小洒落た雰囲気に、手厚いサービス等は、皆無に等しい。f:id:shogot1978:20240728214637j:imageそこにあるのは、古い建物とセルフ(注文は食券やモバイルで行い、出来た料理は自ら取りに行き、食べ終わった皿やグラスもお客が下げる)である。f:id:shogot1978:20240728214714j:imageただ、それにより食材や料理に割ける資源が増え、料理に対しては一切の妥協なく、むしろよりこだわりを感じるほどの徹底ぶりとなる。そこに僕はとても共感できる。だからあの価格であの味わいが実現できるのだ。

 

◽️コスパの先にあるもの─。

コスパの追求で終わらないのが、CEOの會津さんの素晴らしいところ。研究者でもある會津さんは、次のように語っている。

「生産側」の店と「消費側」の客という目的を異にする2つのコミュニティが当該レストランにおいて協働するこで、店の規範に変更を促し、新たな価値が生産・推進される過程、更なるイノベーションの過程を明らかにすることを試みて行きます。

コスパの先にあるイノベーションを模索しているのだ。飽くなき探究心が、おそらく世界をも変える。

 

いかがでしょうか。新しいタイプのフレンチでイノベーションの可能性をはらんだお店です!機会があれば、是非一度お試しアレ!

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<メニュー表>

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