美味しいランチを食べた話。
今回は、GINZA ONO Gratia -Smoke Dining- のご紹介。2024年9月30日に「三井ガーデンホテル銀座築地」がオープン。そのタイミングで14Fに店舗を構えた流れ。なので、まだまだ新しいお店ではあるが、正月に妻がランチ予約にこぎつけた。料理のクオリティの高さは、感服するほど。
営業時間:昼11:30-15:00 夜17:00-23:00
営業日:毎日
場所:東京都中央区築地4丁目7−1 三井ガーデンホテル銀座築地 14F
電話:050-5484-6085
webサイト:https://gjes500.gorp.jp/
正月なら昼間から堂々とビールを飲んでも良い雰囲気がある。ベローニ ナストロ アズーロ ¥880。
準備は整った。では、さっそく。
◻️贅沢なランチが感動レベル!
Prix-fix Lunch《Weekend》¥2,980 のコースランチをオーダー。ブュッフェ(サラダ・冷菜・スープ・ご飯)に、選択式のオードブルとメインのコースとなる。
◆ ブュッフェの充実さがハンパない!ズラリと並ぶ色とりどりの食材は、まぶしい程に輝きを放つ。
それもそのはず。瑞々しい新鮮なサラダに、上品な生ハム、薄くスライスされたテテドモアチーズに、フルーツなどが、自信に満ちた表情でならんでいる。
それから、スープ2種(味噌汁とクラムチャウダー)に、ご飯(薬味に、高菜と明太子とツナマヨ)が加わる。
もうこれだけで、十分にランチを堪能できそうなそんなブュッフェだ。ただ、ブュッフェで満腹になるのはトレンディではない。いくらでも食べられることが魅力ではなし、いくらでも食べるわけでもない。いくらでも食べて良いですよ、という環境の提供が価値で、そこに精神的な贅沢感を感じたい。
◆ オードブルが極上すぎる!
あのブュッフェは、オードブルとして成り立ちそうな気がするが、ここのオードブルはメインをも張れそうな料理となっている。この中から一品を選ぶ。なかなか酷な選択だ。※3名ぶんのランチコースのオーダーなので、料理の紹介も3品となっている
【サーモンカルパッチョ】華やかな彩りと盛り付けで、オリーブオイルが絶妙。お酒がすすむ。
【海老チリチーズ春巻き&季節の焼売】見た目はフツーの春巻きと焼売だが、餡の味わい深さは極上だ。
【フォアグラと冬大根】こちらはプラス800円で食べれるのだが、その価値は十分回収できる。
味が染み込んだ大根の上に、貫禄のフォアグラが居座る。その上に緑が乗ることで、まるでオブジェのような逸品となる。まさに圧巻。
◆ 至高のメインの登場!
オードブルがこんなに贅沢なら、メインへの期待は膨らみすぎて破裂しそうになる。この中から一品を選ぶ。
【薪薫鶏ロースト】お洒落に盛り付けられ、鶏肉も嬉しそうに見える。
パリパリ感とジューシーさに、薪火で仕上げられたことによる香りが漂い、鶏肉本来の旨味が引き出されている。もう極上の鶏肉だ。
【豚スペアリブ薪焼き】甘辛のタレをまとった豚肉は、トロトロの柔らかさと、薪で焼かれた香ばしさを手に入れ、まさに無双状態に。
骨の近くの肉特有の旨味に、昇天必至だ。
【オマール海老薪焼き】もはや料理の垣根を越え、芸術の域に足を踏み入れたような、そんなオマール海老。こちらはプラス1,200円で食べられる。
プリプリの海老で、旨味がこれでもかと凝縮され、思わずうなってしまうほどの贅沢品だ。こちらも薪焼きの恩恵に授かっている。
ここまでくればおわかりだろう。メインすべての料理名に「薪」が入っていて、エントランスの壁にも「薪」が大量に積み上げられている。そう、薪を使った料理を得意とするお店なのだ。メインに薪焼きを忍ばせる─、これが期待を超える味わいに繋がっている。他ではなかなか真似できないスタイルで、十分差別化を図れる。シェフの技量も相当なのだろう。
◆ デザート小洒落たデザートでシメとなる。
◻️その他の料理。
お子様連れには、お子様用のランチも用意されていて、選択することができる。
◆お子様プレート ¥2,000お子様用とは思えないプレートで、そこには妥協の文字は全くない。まるで大人のお子様ランチだ。
いやー、こんなクオリティなら食べてみたいし、何より「パパたちだけズルいー」みたいな文句も起こらない。平和をももたらすプレートだ。
◻️その他、店内など。
贅沢なランチで、これだけでも大満足なのだが、まだある。14階のフロアを十分活かしている。窓が広く陽の光を取り込め、ランチ時は明るい雰囲気となる。この日はあいにくの曇り空。
天気の良い日は、スカイツリーも見えるという。こんな景色の良さも料理の美味しさを助長する。
いかがでしょうか。ホテル内のレストランですが、宿泊者でなくても利用可能。本格的な料理が堪能できますよ!機会があれば、是非一度お試しアレ!