美味しいインドカレーを食べた話。
今回は、インド料理ジャイプールのご紹介。インドカレーを無性に食べたくなるときがある。きっと、あの独特のスパイスの魅力の裏側には、中毒性が貼り付いているのだろう。嬉しいことに、この手のカレー屋さんは何故かどこの街にもひとつはある、気がしている。
営業時間:昼11:00-14:30 夜17:00-21:30
営業日:定休日が月曜日
場所:神奈川県川崎市宮前区野川3024-4-4露木ハイツ
電話:044-798-8345
webサイト:http://www.jaipur.bona.jp/
では、さっそく。
◻️この本格カレーがクセになる!
カレーを中心に、本場の味わいが楽しめる。そして、その種類も豊富となれば嬉しい悲鳴もあがってしまう。ランチメニューは、ご覧のセットが選べる。
◆ Today's Set ¥1,400主役のカレーとナンがのるプレートに加え、
タンドリーチキンとシークカバブが付くセットで、お得感も文句なしだ。
カレーは「本日の日替わり(この日はマトンカレー)」となる。スパイスが効き、あの独特の風味は健在で、目をつぶれば他国に来たような錯覚に陥るほど。あぁぁ、この独特さがたまらない。
辛さが4種から選べるのもありがたい。
ナンは、もちろん焼き立てが食べられる。材料はシンプルなのに、家庭では作れないこのナンにはいつも感服させられる。カレーと合わされば、もう最強だ。プレーンナン以外にも4種類のナンあり、どれも一度はカレーにあわせて楽しんでみたい。
◆ B Set ¥1,050食べたいカレーを2種選べるのが、Bセット。違う味を食べ比べできるのは嬉しい。
ダール(チャナ豆)カレーとバターチキンをチョイス。どちらも味わい深い。もう病みつきになること間違いなしだ。※その他のメニューは、最後に載せておく
◻️店内がアットホーム。店内は意外と広く、テーブル席が6席ほどある。
昔からある町の料理屋のようなアットホーム感が漂い、気軽に入れる雰囲気が良い。駐車場もお店の脇に、3台ぶん準備されている。
◻️インド人の温かみが、そこにはある─。
この手のカレー屋をよく目にするので、なぜ多いのかを調べたところ、こういうことだ。
"ネパール人が出稼ぎでカレー屋をやっている"
ネパールは月収が低いので、国外で稼ぐケースが多いという。まずインド料理の修行をし、それから日本人の舌に合う味にアレンジする術を習得し、お店を出す。日本はカレーに馴染みがあり、受け入れやすい環境もそれを後押ししている。特殊な設備もいらず、食材の原価も安い、友人などと一緒にやれば、それなりの収入を得られる、というビジネスモデル。だから、そんなネパール人が経営するインドカレー屋を目にする機会が多いのだ。
が、この「ジャイプール」は、それとは一線を画す。シェフはインド人で、インドや香港のホテルのレストランで修行を積み、日本でインドカレーを始めている、その点で。
いずれにせよ、この類のお店の魅力は「人にあり」と僕は思っている。インド人もネパール人も、その国の人達だけで切り盛りをしていて、その方々の独特の優しさは何とも言えない。接客マニュアルなんてあるはずもなく、本当の笑顔を振りまいてくれるのだ。心温まらないわけがない。料理よりも、そんなところに希少性と大きな価値を感じてしまう。
カレーも美味いが、その温かみを求めて、僕はまたきっと訪れることになるだろう。その温かみもクセになる。
いかがでしょうか。機会があれば、是非一度お試しアレ!
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