こんなおにぎり初めて食べた、という話。
今回は、爆弾おにぎり家 越後湯沢駅店 のご紹介。雪山で遊ぶべく越後湯沢で一泊し、その帰りに「ぽんしゅ館」に立ち寄った。その際、一際目を引く店構えと特大おにぎりに、思わず引き込まれてしまった。
営業時間:9:30-19:00
営業日:毎日
場所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427−1
電話:025-784-1188
webサイト:https://www.instagram.com/ponshukan_yuzawa/p/C_kYIXHS_vW/
では、さっそく。
◻️迫力満点のおにぎり!
ぽんしゅ館の右奥の隅に陣取る「爆弾おにぎり屋」には、我々のように興味をそそられた人々の人集りが。このご時世なので、個人的には"爆弾"よりも、南魚沼産コシヒカリに惹かれてしまう。そんな風に思っていると、メニュー表が目に入る。
具材の種類の豊富さもさることながら、やはり、おにぎりの大きさに驚愕する。
「大爆おにぎり」は何とご飯4合分のサイズだ。「爆弾おにぎり」の1合分が小さく見えてしまう。
オーダーを入れるとこの厨房で握ってくれ、出来たてを食べれるというわけだ。
店内で喫食することも可能で、壁際にカウンターやテーブル席が用意されている。もちろんテイクアウトも可能で、我々は帰りの新幹線に持ち込んで食べることに。
◻️いざ実食!
爆弾おにぎりを2つ携え、上越新幹線に乗り込む。
◆ 昆布佃煮 ¥580おにぎりの大きさに惚れ惚れしながら、味噌汁付きにも嬉しさを隠しきれない。
最近は趣向を凝らしたおにぎりが、コンビニなどでたくさん見受けられるが、こんなシンプルさが結局は良かったりする。
かぶりつけば、たっぷりの具材が顔をのぞかせる。シンプルなので素材の味わいを感じられる。その素材の味わい深さは、
南魚沼産コシヒカリ、羽釜炊き、地元 越後湯沢の水の3点の相乗効果で実現されている。出来たてなので、まさに、ここでしか食べられない逸品だ。
爆弾おにぎりという特大さは、おまけの位置付けと言っても良いぐらい、おにぎりの本来の美味しさが、そこにはある。
◆ 高菜油炒め ¥580昆布同様、高菜もたっぷり入っていて食べ応え抜群だ。
こんなにも大きいので、上手な食べ方のレクチャーまで貼られていた。
一枚海苔なので、合わせ目を上にすれば、米がこぼれにくいというわけだ。
◻️その他。
爆弾おにぎりは、今やコンビニなどでも目にする機会もあり、さほど目新しさはなくなってきている。そんな爆弾おにぎりの発祥は、沖縄の糸満とされている。もともとは漁師飯で、魚のすり身の中にご飯があったという。漁師が海の上でも片手で食べやすいことと、水揚げ場ですり身が得意な地域性からの着想で、本来は実際的な料理であったようだ。
そこから広がっていったのかはわからないが、島根県の隠岐の島の郷土料理としても知られている。
いかがでしょうか。超特大おにぎりは、衝撃的です!機会があれば、是非一度お試しアレ!