美味しいタイ料理を食べた話。
今回は、本格タイ料理 ガンエン 溝口店 のご紹介。溝の口のポレポレ通りの終わりの方に、やや場違い的な派手な看板を引っ提げて、堂々とお店を構える(この雰囲気がまた良き)。たまに、無性に東南アジア系の料理を食べたくなってしまうタチなので、気になっていたお店だ。ランチに妻と訪れた。
営業時間:昼 11:00-15:00 夜 17:00-23:00 土日11:00-23:00
営業日:毎日
場所:川崎市高津区溝口3丁目1−7 和幸ダイヤモンドビル
電話:044-322-9299
webサイト:https://www.facebook.com/100054633211946/
では、さっそく。
◻️本格タイ料理がたまらない!
店内に入るや否や、東南アジア独特の匂いが充満していて、これは!と期待値は跳ね上がる。跳ね上がってから眺めるランチメニューほど、迷うものはない。13種もあり、どれも惹かれて熟考。
◆ トムヤムクンヌードル ¥980あの酸っぱ辛い香りを漂わせながらの堂々の登場だ。ランチメニューは、メインにサラダとデザートとドリンクが付いてくる。
スープは海老の出汁が効き、そこにハーブ類やナンプラーが加わり、相変わらずの病みつきさが堪らない。そこに浸かるライスヌードルとどっさりの海老や香菜などが、美味しさに彩りを加える。この本格感は素直に嬉しい。
◆ 鶏挽肉のバジル炒めご飯(ガパオライス)¥980こちらも定番のタイ料理。特徴的な目玉焼き、キュウリのあの切り方、スプーンとフォークなど、東南アジアの雰囲気がギュッと皿に詰め込まれている。気を抜くとタイに来てるんじゃないかと錯覚してしまうほどに。
ワンプレートの中で、独特の甘辛い鶏挽肉やタイ米や目玉焼きが、ごっちゃになるあの感じ(融合することで謎の相乗効果感)が、やめられないとまらない。
タイ人がお店を切り盛りしていて、なまりの効いた日本語で注文をとる。雰囲気は明らかにタイなのだが、お店側の優しさで、料理は日本人向けにアレンジが入る。食べやすさはあるが、ガチ本場を好む方には物足りなさがあるかもしれない。
◻️タイ料理屋の増殖理由とは?
こんなタイプのタイ料理屋が最近増えているような気がする。健康志向的な要素もあるだろうが、それだけではないようだ。理由はこちら。
◆ 特定技能ビザの影響
2019年からスタートした「特定技能ビザ」は、外国人が日本で働ける在留資格で、それにより外国人の労働環境も変わりつつある。タイも漏れずに対象なので「日本でタイ本場の味を提供したい」と思うタイ人にはビジネスチャンスとなっている。日本で店を出すことは、一つのステータスにもなっているようだ。
◆ タイ・セレクト政策の影響
タイ料理を出すお店に、タイ政府が公式に認証を出す制度で、「タイ・セレクト認証店」が増えているという。タイ料理を通じて、タイのイメージをアップさせるタイ政府のねらいだ。
特定技能ビザとこの認証で、だいぶお店が出しやすくなっているのが、増殖理由のようだ。
◻️その他。
◆ 店内こんなガチャガチャした雰囲気が、逆に居心地が良い。カウンター席とテーブル席がある。
◆ メニュー表
ランチメニューがこちら。ドリンクメニューはこちら。
◆ その他の店舗
ここ溝口店以外にも、板橋区に「ときわ台店」があるので、近い方でぜひ。
いかがでしょうか。たまには、タイ料理も良いですよ!機会があれば、是非一度お試しアレ!