美味しいハンバーグを食べた話。
今回は、つばめグリル 玉川高島屋SC店 のご紹介。弁当でも買って二子で花見をしよう、と意気揚々と乗り込んだのだが、急に雨が降り始める不運。代わりの昼食に娘がハンバーグをリクエスト。不運の鬱憤を晴らしてやろうと、高評価のハンバーグ屋の暖簾をくぐることに。
営業時間:11:00-22:00
営業日:毎日
場所:東京都世田谷区玉川3丁目17−1 玉川高島屋S・C
電話:03-3709-0117
webサイト:https://www.tsubame-grill.co.jp/
では、さっそく。
■名物!!ハンブルグステーキに度肝を抜かれる!
◆ つばめ風ハンブルグステーキ ¥2,018
単品でオーダーするとこの値だが、せっかくなのでスープセット¥600を付ける。主役登場の前に、すまし顔で運ばれてくる。一見変哲もないクラムチャウダーなのだが、スプーンを入れると状況が一変。
濃厚なスープで、大サイズの海老や帆立がゴロゴロと潜んでいるではありませんか。これだとスープセットは激しくおすすめしたいし、ハンバーグへの期待も自ずと高まる。
スープに感激するのも束の間、ハンブルグステーキが熱々の鉄板に座りながら、ライスを引き連れ堂々の登場。アルミホイルに包まれているのは、調理面や保温面によるものだと思うが、ベールに包まれてる感も素敵な演出だ。
アルミホイルを開封すると、ハンブルグステーキが顔をのぞかす。顔だけではない、熱々の香りがブワっと広がりもう見るからに絶対に美味いそれとわかり、歓喜の雄叫びがあがるほど。
特製デミグラスソースに浸かり、はち切れんばかりの肉汁を抱えた外観は、もう勝利を確信できる。
わかるだろうか、溢れる肉汁とひき肉の凝縮感、口に放り込めば幸福が身体中に広がっていく。
脇役のジャガイモも主役を張れそうなサイズ感とホクホク感。鉄板上の贅の極みに感服する。※その他のメニューは最後に載せておく
■何故こんなに美味しいのか?
「つばめグリル」は、1930年創業の老舗洋食店。ここまで続いているのは、紛れもなく愛され続けてきた証である。
◆ 肉へのこだわり
「つばめグリル」で扱う肉は全て国産。しかも1頭まるまる購入し全ての部位を使用する。ハンブルグステーキ用の牛肉は、セントラルキッチンで8cmにカットされ、店舗にて挽肉にする。肉は挽肉にすると鮮度が一気に下がるので、それを避けるためだ。脂が溶け出さぬよう冷やしながらこねてパテにしていく。焼かれるまでに、最高の状態にしているのだ。頭がさがる。
◆ つなぎゼロのこだわり
ハンブルグステーキは、つなぎを使わない。だからこそ、肉の旨味がダイレクトに届き、あの破壊力を演出できるのだ。
ハンブルグステーキとは、主にハンバーグを指す言葉です。ハンバーグは、挽肉を焼いた料理で、その起源はドイツのハンブルクにあるとされています。ハンバーグは、つなぎを入れて作るものが多いですが、ハンブルグステーキは、つなぎを極力入れずに、肉本来の味を楽しむための料理のことです。
つばめグリルの「ハンブルグステーキ」は正真正銘だ。「ハンブルグ」の名で出しているお店はなかなかない。
◆ からだにやさしい こだわり
さらに、添加物は一切使っていない。だからこそ、あの美味しさが実現できるのだ。主役の脇を固める野菜たちも契約農家から仕入れ、その日に全て使い切るこだわりようだ。
■店内の様子実に広々とした店内。これならある程度待ちがあっても回転は早そうだ。レトロさと清潔感が雰囲気の良さをつくりだす。
のんびりと落ち着いた雰囲気で、ハンブルグステーキを堪能できる。
いかがでしょうか。
花見はできなかったが、ここで出会ったこのハンブルグステーキ……むしろ、こっちの方が正解だったように思う。心も胃袋も大満足のランチでした。機会があれば、ぜひ「つばめグリル」で、“つなぎゼロの肉の芸術”を体感してみてください!
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