美味しいお寿司を食べた話。
今回は、意気な寿し処 阿部 虎ノ門ヒルズ店 のご紹介。虎ノ門なんて普段はほとんど行くことはないのだが、この日は「デザインあ展」を娘と見に行くために、たまたま訪れた。その帰り道、昼食に娘が寿司をリクエスト。たまには、と虎ノ門の寿司屋の暖簾をくぐった次第。
よく冷えたサッポロ生ビール（中）¥800 が運ばれ、準備は完璧に整った。
では、さっそく。
■ 味わい深さの理由はコレだ！
◆ ホリデーランチ 魚沼 ¥2,500
洗練された11貫＋巻物が大皿にのり、輝きを放ちながらの登場だ。どれも新鮮そうで舌鼓を打つほどだ。
うっとりと見惚れていたら、何だか芸術作品のようにも見えてきて、箸を入れるのもはばかれ始める。
もちろん視覚だけではない、味わいも深い。それもかなり。その理由は、下記２点。
①仕入れ先。北海道の漁港と契約をしていて、極上の魚介類を安定的に仕入れるルートを確保している。
②技術力。刺身は鮮度がモノを言うが、寿司は鮮度命だけでなく、魚を活かす技術やレシピ力（熟成や昆布締めや漬けなど）も必要になってくる。その技術を遺憾なく発揮しているから、奥深くなるのだろう。
③ユニークさ。お米は「魚沼産こしひかり」を使用しているのだが、生産者は店主の父だという。さらに野菜は母が育てたもの。こんなお寿司屋、他にあるだろうか。
ホリデーランチは最後にお椀が出てくる。美味しさの余韻に浸りながら、身体に染み渡る汁は最高だ。
■ メニューが豊富！
今回は娘と二人だったので、ホリデーランチのみとなったが、メニューやコースが多岐にわたる魅力もあり、次は色々と試してみたい。
「季節のおすすめ」のメニューは、魅力的な旬な魚介がズラリとそろう。これだけ見てもお店の実力が伝わってくる。（その他のメニューやドリンクは最後に載せておく。）気になるのは、値段が書いていないこと。べらぼうに高いわけではなさそうで、ちなみに、◆ サーモン（にぎり）２貫
で、¥500ほどなので恐れずいきたい。
それから、何と食べ放題（毎日ではない）もやっている。あんな美味しい寿司が食べ放題なんて、それはもう天国そのものだ。
いつかは挑みたい。
■ 店内の雰囲気など。
虎ノ門ヒルズ内にお店を構えているだけあり、高級感を所々に感じる。
お店の奥に陣取るカウンターは存在感があり、寿司を味わうならやはり外せない。
カウンター前のショーケース内で、鮮魚たちが輝きを放ちながら、たたずんでいるのも見える。
視線を上げれば、大きな窓からは東京タワーが顔を覗かせている。
木目調の温もりを感じる店内で、お寿司の美味しさを間違いなく助長する雰囲気だ。個室もあるので、利用の仕方の選択肢も増えてくる。
いかがでしょうか。鮮度あふれる魚介が、それなりにリーズナブルに堪能できますよ！機会があれば、是非一度お試しアレ！
◆ お店の情報
営業時間：昼11:00-14:00 夜17:00-21:20
営業日：毎日
場所：港区虎ノ門１丁目２３−３ 虎ノ門ヒルズ森タワー 4階
電話：03-3539-3663
webサイト：http://ikinasushidokoroabe.jp/
〈メニュー表〉
