大学時代からの飲み友達が、「ここ、絶対好きだと思う」と見つけてきた渋谷のお店。

その名も 熊本居酒屋 新市街。
馬肉好きの僕にとっては、名前を聞いた瞬間から心が躍る。どんな料理が待っているのか——期待を胸に、暖簾をくぐりました。
🍽 実食レビュー:渋谷で熊本の味を満喫!名物料理を徹底紹介!
生ビール(700円)

まずは乾杯の一杯。キンと冷えたビールが、これから始まる熊本ナイトへのスイッチを入れてくれる。さあ、準備は完璧に整った。
五木屋の山うに豆腐(600円)

熊本名物の“山うに豆腐”。
豆腐を味噌漬けにして熟成させた珍味で、濃厚なコクと塩気がクセになる。日本酒のアテとして最高のスタート。
馬刺し4種盛り(1,250円/1人前 ※2人前から)

熊本といえば、やっぱりこれ。霜降り・たてがみ・赤身・フタエゴと、部位ごとの旨みが一度に味わえる贅沢盛り。
口の中でとろける霜降りと、歯ごたえのある赤身のコントラストがたまらない。

地酒「香露」と合わせると、もう熊本に瞬間移動した気分。
揚げたて辛子レンコン(600円)

こちらも熊本名物。ツンとくる辛さの奥に、レンコンのシャキッと感。
揚げたての衣が香ばしく、お酒が止まらない。
うずらのスモーク(600円)

見た目は地味だけど、侮れない一品。口に入れた瞬間、燻製の香りがふわっと広がる。
塩気と旨味のバランスがよく、ついつい次の一杯を頼みたくなる。
ゴルゴンゾーラチーズのハムカツ(700円)

“熊本×洋”の創作メニュー。一口目からチーズの濃厚な香りが広がり、サクサクの衣とハムの塩気が絶妙。これはワインにも合いそう。
馬肉と酒盗タルタル(1,200円)

馬肉とカツオの酒盗、という意外な組み合わせ。
ねっとりとした食感に、酒盗の塩味がアクセント。

日本酒「亀満PLUS9」とのペアリングが最高だった。
大平燕(タイピーエン)(1,200円)

熊本名物の春雨スープ。
海老・野菜・豚肉など具だくさんで、やさしい味わい。少し食べちゃった写真ですが、スゴいボリュームです。
飲みの後半にちょうどいい“中休み”メニュー。
熊本黒マー油ラーメン(1,200円)

〆はやっぱりラーメン。香ばしいマー油の香りがふわっと立ちのぼり、豚骨スープと相まってコク深い味。最後の一口まで満足度の高い一杯。
🍶 店内の雰囲気:木のぬくもりと活気が共存する“熊本空間”
店内に入ると、まず目に入るのは木目が美しいカウンター。照明はやや控えめで、ほどよい温かさのある灯りが料理を引き立てる。

壁には熊本らしい焼酎のボトルがずらりと並び、どこか懐かしさを感じる空間だ。
テーブル席もゆったりと配置されており、隣の会話が気にならない程度の程よい距離感。

厨房の奥からは、料理を仕上げる音とスタッフの掛け声が聞こえ、活気を感じながらも落ち着いて過ごせる。
地元の方らしきグループもいれば、出張帰りのサラリーマン、観光客の姿もちらほら。それぞれが思い思いの時間を楽しんでいて、“熊本の夜”らしい温度感に包まれている。渋谷にいながら、まるで熊本に帰ってきたような安心感がある空間。
✨ まとめ:渋谷で熊本料理を味わうなら「新市街」へ
馬刺しをはじめ、辛子レンコンや太平燕(タイピーエン)など、熊本の名物を一度に味わえる「熊本居酒屋 新市街」。
料理はどれも丁寧に仕上げられていて、居酒屋ながら“本格派”の味わい。特に馬肉料理のラインナップは圧巻で、馬刺し好きにはたまらない内容だ。
店内は落ち着いた雰囲気ながらも堅苦しさはなく、友人同士の飲み会にも、しっぽり語らう夜にもぴったり。
熊本の食文化をまるごと体験したい人には、ぜひ一度訪れてほしいお店。渋谷で“熊本の夜”を味わいたいなら、まずはここ。
🏠 店舗情報:熊本居酒屋 新市街(渋谷・道玄坂)
店名:熊本居酒屋 新市街
住所:東京都渋谷区道玄坂1-18-2 野中ビル1F
アクセス:渋谷駅から徒歩3〜5分
営業時間:
・月〜金 17:30〜23:30
・土 17:00〜23:00
定休日:日曜
予算:6,000〜7,000円ほど