久々に会う後輩との夜。せっかくなら、ただの居酒屋じゃなく“ちゃんと美味しい店”へ。そう思って向かったのは、府中にある DEN’s酒店 。
以前に先輩に連れて行ってもらったことがあり、そのときの料理がとにかく印象的で、「いつかまた行きたい」と思っていたお店です。
日本酒のラインナップも豊富ですが、この日はあえて封印。純粋に“料理のうまさ”を味わいに行ってきました。
【実食レポ】名物から限定まで、どれを頼んでも当たり!
まずは、ビールで乾杯。

久々の再会に話も弾みつつ、テーブルに並んだ料理たちがどれも期待を超えてきます。中でも印象的だったのが、DEN’s酒店の“名物&実力派メニュー”たち。
■名物!山盛り!しらすPizza(1,300円)
テーブルにまずやって来るのは、香ばしく焼かれた薄めのピザ生地。そしてその直後——スタッフさんが木製の番重を抱えて登場。中には、これでもかと山を成したしらすがぎっしり。

目の前でそのしらすを豪快にドサッ!とのせてくれるパフォーマンスが圧巻で、「いや、のせすぎでは!?」と思わず笑ってしまうほどのボリューム。

しらすの塩気に生地の香ばしさが合わさり、噛むたびにじんわり旨い。さらに柚子のタバスコ「ユズスコ」をひと回しかければ、爽やかな香りが立って味が一段と引き締まる。

視覚的インパクトも味の満足度も抜群の、まさに“名物”の名に恥じない一品でした。
■元祖!だしまき玉子(1,000円)
DEN’s酒店を語るうえで外せないのが、この「元祖!だしまき玉子」。カウンター越しにふんわりと立ちのぼる出汁の香りが、焼き上がりを知らせてくれます。

箸を入れた瞬間、ふわっと湯気が立ち、断面からじゅわっと黄金色の出汁があふれ出す。

一口食べれば、昆布とかつおの旨みがじんわり舌に広がり、思わずため息が漏れるほど。
ふんわりと優しいのに、味の芯がしっかりしていて、ただの“おだし風味”とは一線を画す。「これを食べるために来る」という常連さんがいるのも納得の、名物中の名物です。
■限定!鯛カブト塩焼き(680円)
この日の限定メニューから選んだのは鯛カブトの塩焼き。

皮目はパリッと香ばしく、中はふっくら。身をほぐすたびに鯛の甘みと塩気が絶妙に広がり、つい骨の周りまでほじってしまうほど。
しかもこのボリュームで680円という良心価格。「いい魚を、いい塩加減で焼く」——そんなシンプルさが、かえって職人の腕を感じさせます。
■ホルモン焼き
鉄板が運ばれてきた瞬間、香ばしい匂いが席いっぱいに広がる。

プリッと弾力のあるホルモンは、噛むほどに脂の旨みがにじみ出るタイプ。甘辛いタレがしっかり絡んでいて、ビールが止まらない。
この“ジャンクさと上品さのちょうど中間”の味わいが、DEN’s酒店らしさ。
■Qり一本漬け(550円)
そして最後に、箸休めのQり一本漬け。

パリッとした歯ざわりに、しっかり染みた醤油ベースの味。濃い味の料理を楽しんだあとにちょうどいい、リセット的存在。
こういう“名脇役”がきちんと美味しいあたり、この店の料理がどれも抜かりないことを物語っています。
【雰囲気】気取りすぎない“大人の居心地”がちょうどいい
店内は、ほどよく照明を落とした落ち着いた空間。カウンター席では料理人の手元が見え、テーブル席ではゆっくり食事を楽しめるような距離感が保たれています。

にぎやかすぎず、静かすぎず——まさに“ちょうどいい居心地”。常連さんらしきお客さんも多く、スタッフとのやりとりから伝わるあたたかさも印象的です。
初めて来た人でもすっと馴染める雰囲気で、「気取らず美味しいものを食べたい夜」にぴったり。カウンターで一人飲みもよし、仲間と語らうもよし、デートでも使える万能型の酒場です。
【総評】府中で「料理の美味しさ」で選ぶならここ
名物のしらすPizzaをはじめ、どの料理も「せっかく来たなら美味しいものを食べてほしい」というお店の姿勢がしっかり伝わるクオリティ。特に名物のだしまき玉子は、ふわとろの食感とじんわり広がる旨みで、看板メニューとしての存在感がしっかり。
雰囲気も気取りすぎず居心地が良いので、久々に会う友人や後輩との“ちゃんと美味しい夜”にぴったりのお店です。
【店舗情報】DEN’s酒店(府中)
店名: DEN’s酒店(デンズさけてん)
住所: 東京都府中市宮西町2-3-9 樽平ビル1F
アクセス: 京王線「府中駅」南口から徒歩3分
営業時間: 17:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日: 日曜日
電話番号: 042-366-6511
公式サイト: DEN'S酒店 鶴亀【公式】