意外に良かったフェリーの話。
今回は、南海フェリー「フェリーあい」のご紹介。四国から泉佐野に帰る際に、徳島港→和歌山港の区間で利用した。軽い気持ちで乗り込んだのだが(それが良かったのかもしれないが)、思った以上に快適だったので、筆をとった次第。「フェリーあい」の良さが少しでも伝われば…。
webサイト:https://nankai-ferry.co.jp/
場所:
では、さっそく。
◽️予約から乗船まで
夏休み期間の利用だったので、満席を恐れてあらかじめ予約をしておこうと。予約開始日(搭乗の2ヶ月前)の0:00をまわった瞬間に、と息巻いていたのだが、蓋を開けてみたらガラガラで拍子抜け…。こんなガラガラで大丈夫かなと不安になるくらいに。こちらは10月のweb予約状況なのだが、こんな調子でお盆休みも空席に富んでいた。はたしてどんなフェリーなんだろうと思いながら当日を迎える。
徳島港では、車が列をつくり乗船を待つ。バイクで乗り入れる方も。車ではない方はチケットを購入し、待合室で船を待つ。フェリーのメリットのひとつに、車で乗り入れできることがあげられる。家族での旅行となると、車の方が何かと便利で楽なので、車ごと運んでもらえるのは嬉しい。車を停めて船内へ。
◽️船内は広くて過ごしやすい!
座席がズラリと並んでいるのかと思いきや、目的に合わせたスペースがあり、こりゃ良いね、と素直に思える船内だ。
僕が思い浮かべていたような昔ながらの座席は、単なる移動目的の人のためだし、靴を脱いで、くつろげるスペースは、休息を欲している人には嬉しい。
船内は実に広々としていて、写真の奥の方にはテーブル席もあり、家族や仲間で談笑するにはちょうど良いし、飲食する人にも向いている。それから、室内だけでない。屋外では海風を楽しめるスペースも。
快晴の日は気持ちが良く、僕はベンチに寝そべり居眠りをしてしまうほど。
そして、今回特筆しておきたいのがこちらだ。贅沢に船の旅を楽しみたい方に、
グリーン席まである。ちょこっと覗かせて頂いたが、前方に広大な海を見渡しながらの移動は、まさに贅沢そのもの。
あっという間に過ぎる2時間だ。なかなか船に乗る機会もない子供にも嬉しい体験となる。
◽️ついでに「うずしお観潮船」も!
フェリーではないが船つながりで観潮船もご紹介する。南海フェリーに乗る前日に、鳴門の渦潮を見るために「うずしお観潮船 わんだーなると」に乗船。お盆休みということもあり激混みだ。やはり、目の前で繰り広げられる豪快な渦は、迫力満点だ。
「世界三大潮流」なるものがある。イタリア半島先端のメッシーナ海峡、北アメリカ西岸とバンクーバー島東岸の間のセイモア海峡、そこに肩を並べる「鳴門海峡」。激混みでも、見ておく価値は十分にありだ。
渦潮の方にずれてしまったが話をもどす。
南海フェリー「フェリーあい」を利用して、旅行に変化をつけて、プラスαの楽しみを入れてみてはいかがでしょうか。機会があれば是非一度お試しアレ!