美味しいそばを食べた話。
今回は、手打そば処 清九郎 のご紹介。「綺麗な川に入りに行こう!」と奈良県は天川村を訪れた際に、ここで昼食を。開店前から人が集まっていて人気店の雰囲気が漂う。そば屋をここ天川村で出店するのには、やはりそれなりの理由があるようだ。綺麗な川、名水を見事に料理に取り込んでいるので、そのあたりをお伝えしておきたい。
営業時間:11:30-14:30
営業日:定休日が水曜日
場所:奈良県吉野郡天川村洞川
電話:0747-64-0970
webサイト:なし
では、さっそく。
◽️手打そばが抜群に美味い!
まずは、絶品のそばから。
◆ ざるそば ¥850そば屋にきたらシンプルな「ざるそば」を、という方は多いと思う。集中してそばと向き合え、そのぶん味わい深さを感じることができる。名水百選に選ばれている天川村の「ごろごろ水」で仕込んだ手打ちそば。2種のそば粉を混ぜ合わせ、のどごしと風味を楽しめる平打ちだ。名水を味方に付け、ここでしか食べられない逸品となっている。
もちろん、そば以外にも名水を活かした料理を取り揃えている。
◽️充実のセットメニューが圧巻!
◆ 清九郎セット(柿の葉すし)¥1,650こちらのセットは、清九郎のウリを満喫できる。手打そばが、「名水とうふ」「川魚甘露煮」「柿の葉すし」の豪華おかずを従える。
①名水とうふ天川村の名物となっていて、あの名水「ごろごろ水」で作った豆腐だ。天川村を流れるあの綺麗な川の水が使われていると思うと、何だか自然の力を感じてしまう。
②川魚甘露煮綺麗な川で獲れた魚を使った甘露煮だ。とても柔らかく味わい深い。あの川で育ったと思うと、自然の力を感じてしまう。
③柿の葉すし奈良県の特産品として名を馳せている。塩で締めたサバと酢飯を柿の葉で包んだもの。昔の保存食の名残りもあり、小ぶりなサイズも好感。前職は板前だった店主の腕前が発揮された逸品だ。
この「清九郎セット」はウリの料理がほぼ網羅されているので、全てを堪能したいならこちらをオーダーしよう。嬉しいことに、いくつかのセットが用意されているので、好みに合わせて選択したい。
◆ 名水とうふセット¥1,450
◆ 川魚甘露煮セット¥1,450
そば以外に、地の名物が充実しているのも人気の理由だ。メニュー表はこちら。
◽️入ればわかる川の良さ!!
素敵な昼食にありつけ、気分を良くした我々は、川に入りに「南日裏家族旅行村」へ。あまり混雑しておらず、ゆっくりのんびりと過ごせる素敵な場所だ。ホントに水が綺麗で、こんなに感激した川は初めて、というぐらいに。
こんなに綺麗な水に起因している「そば」「豆腐」「小魚」を活かして料理をする「清九郎」のセンスには脱帽だ。僕自身も実際に川に入り、そこから得られる活力を感じずにはいられなかった。この名水の活用こそが、清九郎たる所以で、この水なくして、清九郎は語れないと言っても過言ではあるまい。
いかがでしょう。名水を料理に取り込み、自然の恩恵を浴びるように受けている極上のランチが食べられる。天川村を訪れたなら、行かない手はない。機会があれば、是非一度お試しアレ!