泉佐野市は海がとても近い。自宅からでも自転車で15分もあれば、海岸まで行ける。
そんなロケーションの町なので、魚介類がとても新鮮だ。新鮮とは美味しいとほぼ同等な意味合いで、新鮮というだけで価値があると個人的には思っている。
その新鮮さという価値を求めてちょこちょこ市場を訪れる。このへんじゃ市場はたくさんあるようだが、まだひとつしか行けていないが。
さて「青空市場」だ。ちょこちょこ訪れている市場だ。
漁師さんの港のようなとこにあるこの市場、とても活気に溢れる。
魚好きにはたまらない。あれもこれもと思ってしまうが、あれもこれもは買えないので、吟味に吟味を重ねなければならない。選択肢が多いというのは、それだけで楽しくなる。
スーパーでは味わえない魚の売り方は、子供にとっては良い教育だ。最近じゃ、切り身は知ってるが、魚の本体は知らないというパターンが増えているというから。
この日、吟味に吟味を重ねて買ったのが、カニである。店員さんと雑談をしているうちに、一匹1,300円が二匹2,000円に早変わり。
この辺で採れたものではないが、まあ、絶品だった。カニの味噌部は、日本酒と供に美味しく頂きました。
市場は楽しい。店員との会話が、店員との値引きの駆け引きが。インドネシアでも値段の交渉はよくやってきた。それはそれで楽しかったが、インドネシアが敵対的な駆け引きとすれば、泉佐野の市場は友好的な駆け引き、そんな対照的な印象を受ける。もちろん、どちらが優れているという話ではないが。
こんな「亀の手」の食べ方だって丁寧に教えてくれる。
観光的な要素もあるこの「青空市場」へはまた行こうと思うし、他の市場も攻めていきたい。
是非お試しあれ!