絶品クッキーを食べた話。
今回は、アトリエうかいのふきよせのご紹介。この「ふきよせ」という洋菓子が、びっくりするほど美味いのだ。
妻が食後にゴソゴソと出してきた。お酒を飲んでいる僕に「良いのがあるのよっ!」と鼻唄混じりのテンションで。そんな気分になるお菓子、なぜにそんなに魅力的なのか?
webサイト:https://www.ukai.co.jp/atelier/
では、さっそく。
◽️「アトリエうかい」って?
「アトリエうかい」は洋菓子屋の店名で、「うかいグループ」が経営している。洋菓子屋の他にもレストラン経営(炭火焼き、鉄板焼き、懐石料理、とうふ等)に加え、美術館運営までも手がけている。都内を中心に店舗があるレストランは、ご覧の洗練さ。箱根にある美術館も素敵な外観だ。
それらに込められているモノは、企業メッセージの文言にある「おもてなしの心を」なんだろうと。
そんな企業がつくる「ふきよせ」、実に興味が湧いてくる。
◽️絶品クッキーに感服!
ふきよせ 夕暮れ ¥1,100 なり(「夕暮れ」以外にも種類があるので後程)。包装にもこだわっていて、開封するとご覧のような粋なはからいが。包装ひとつとっても「おもてなしの心」を感じる。直径8.5cm程の小さな容器に、6種類ものクッキーが詰め込まれている。そして、味わい深さはどのクッキーにも共通している。柔らかさ:今にも崩れそうな柔らかさなのに、適度な食感が同居する魅惑の柔らかさだ。
食材の味わい:「夕暮れ」には、山葵、海苔、玉葱、人参、胡麻、ごぼう、チーズ等、シブめの食材が使われている。どの食材も主張し過ぎず、一歩引いて全体のバランスを各々が考えている。そんなチームワーク感が生む味わい深さを感じる。
塩分:クッキーの最大の特徴である甘味を封印して、その座を塩味に譲っている。そのことで、食材の味わいがより活かされている。
これらの特徴を的確に表現しているのが、キャッチフレーズの「お酒によく合う塩気の効いたクッキー」だ。これが全てを物語っている。なので日本酒をお供に。これがまた驚くほどマッチする。なるほどね、と感心するくらいに。シブめの食材に塩分、お酒が合わないわけがない。まさに新手のおつまみだ。
◽️どこで買える?
店舗は、東京と神奈川と京都と大阪にある(東京には2店舗、他は1店舗)。どこにでもあるわけではないが、オンラインショップがあるから心配ご無用だ。(個人的には、店舗のおもてなしもみてみたい)
「ふきよせ」は、「夕暮れ」の他にも種類がある。定番品は、「夕暮れ」と「紅白」の2つで、季節限定品が4つだ。詰め合わせなどのバリエーションもある。
いかがでしょうか。子供も大人も楽しめるクッキーだ。お盆の帰省のお土産などにぴったりです!機会があれば是非一度お試しアレ!
ふきよせとは「吹き寄せ」とも書かれるお菓子。 秋の紅葉時期に風に吹かれて1か所に集まった赤や黄色の木の葉や木の実を、落雁や金平糖などの和菓子で表した、まるで宝石箱のようなお菓子です。 日本らしい四季が表現され、見た目も美しいため感謝の気持ちを伝えられる贈り物として親しまれてきました。