大阪市と和歌山市をつないでいる国道26号線は、僕が住んでいる泉佐野市では、とても存在感のあるメイン道路だ。
いつも多くの車が走っているし、道路の脇には、どこにでもあるようなお店が並んでいる。カーショップやファストフード店などそんな感じのお店だ。
ありきたりなお店が並ぶ中、これまで見たこともないお店があり、気になっていたのである。
その名も「民芸肉料理 はや」だ。
パッと見た感じは、さびれた飲食店が細々とやっているような、同情をも抱いてしまいそうな、そんなお店である。ところがどっこい食事時には、いつも駐車場は車で溢れているのだ。気にならない訳がない。
昼食を求めて、思い切って暖簾をくぐる。
それなりの年季があたりをそういった雰囲気にさせる。店内も独特の古さがはびこっている。でもそれは気分を害するようなものではない。
飲食店の外観なんて大きな問題ではない、と僕は思っている。料理が良ければ。古びた居酒屋の方が居心地が良い、みたいな感覚だ。
「民芸肉料理 はや」の料理はいかに!?
ランチのメニューなのだが、肉も魚も食べれるようなそんなお店だ。そんな色んなものに手を出しているようなお店は、広く浅く安くなるものだ。「民芸肉料理 はや」も例外ではない。
が、美味しい。肉の質は決して悪くない。周りの客を見回してみると、多くが肉をモリモリ頬張っている。
やはり肉のお店なのかもしれない。
白米がすすむ肉だ。白米は、大中小から選べる。しかも、何とおかわり自由だ。
思い切って暖簾をくぐって良かった。大満足で店をあとにした。
店の外には「泉州の郷」とか書いてある。こういうのが古さを助長するのに…。まあいいか。
「民芸肉料理 はや」は美味しく肉が食べられる。機会があれば是非!
それより、民芸肉料理って何だ?
グーグル先生もよくわからんようだ。