深夜にテレビが映し出していた「越前 蟹味噌バター」のご紹介。
ネーミングからして、絶対的な美味さが確証されているようなものなのに、さらにテレビの中から松本人志が大絶賛をしているのを見ると、いよいよ実際に食べたくなってくる。
最近はやたらと便利な世の中になり過ぎていて、手の中のスマホで、すぐに検索をかけて、購入までできる。が、いくら便利な世の中でも、品切れは飽くまで品切れだ。品切れのときに購入はできない。同じテレビを見ていた人が、同じような行動をとったので、品切れになったのだろう。やれやれ、僕も凡人の思考回路と行動パターンというわけだ。
そんな中、どんな思考回路と行動パターンをとったのだろうか、妻は何食わぬ顔で注文をとっていた、僕の知らないところで。完全に凡人の域をはみ出している。
そんなこんなで入手した「蟹味噌バター」がこれだ。
少し古い高級感をまとった箱に、
小瓶が3つも並んで入っている。
もう、貫禄の塊のような風貌だ。
蓋をあけると、蟹味噌のモッタリとした風味が、広がっていく。
まずは、松本人志と同じような食べ方を試みる。炊きたての白米に、蟹味噌バターをのせ(溶けていく具合がたまらない)、醤油を垂らす。
それを口に運ぼうものなら、蟹味噌のあの特有の風味が口の中いっぱいに広がり、バターがその広がった風味を濃く深いものにしていく。あるいは、「うまい!」と声に出てしまうような仕掛けになっているのかもしれない。
とにかく、贅沢な逸品だ─。
パスタや塩らーめん、トーストなんかにもオススメと書いてある。何につけてもうまいのだろう。
別日には、温泉たまごと一緒に食べてみた。これもまた絶品なり。
また別日には、塩ラーメンに落として食べてみた。これもまた絶品なり。
たまには、こんな贅沢をしてみてもバチはあたるまい。株式会社 三玄 様、ありがとうございます。また買います。