タイトルからして衝撃的な本だ。
「サラリーマンは300万で小さな会社を買いなさい」今売れまくっている本らしい。

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)
- 作者: 三戸政和
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: 新書
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これまで、こんな発想は微塵もなかった。
ホントに会社を買うか買わないかは別にして、話の内容の根拠がちゃんとしてるから、読みモノとしてもおもしろい。ホントに会社を買ってみようかと、思ってしまうぐらいに。
寿命が100歳平均になってくるこれからは、老後の資金をいかに確保するかが重要なんだというところから、話はスタートする。
本の内容はこんな風だ。
①ゼロから始める起業はホントに厳しい
起業をして生き残っている会社がどれだけ残っているか、資金繰りがいかに難しいか、など、実際問題ほんの一握りの人間しか成功できないようだ。
もしかしたら成功できるかもしれない、という淡い期待を見事にぶち壊してくれる。
②起業が無理なら会社を買う
ゼロから作り上げる起業が無理なら、今ある会社を買ってしまおう、と。買ってオーナーになり会社を良くしていく。
③サラリーマンがポイント
会社を買っても、その会社が良くならないと何の意味もない。比較的大きな会社から見ると、小さな会社は色々とできていないことが多い。大きな会社である程度の経験を積んでれば、当たり前のようなことも。
だからサラリーマンが小さな会社を買うのが、日本の活性化を考えても良いんじゃないか、と。著者は激しくすすめている。
④ 買われる側もウェルカム
買われる側も、何かとメリットがあるので、買われることに対して、抵抗感は意外とないらしい。
スッと読めてしまうので、僕がごじゃごじゃ書くよりも、読んでしまった方が早い。
今売れてる本です、是非ご一読アレ!