泉佐野にある唯一の酒蔵をご存知だろうか?大正10年から代々受け継がれてきている「北庄司酒造店」だ。
そこで11月23日に酒蔵祭りなるものが開催されていたので、参加してみた。酒好きなら、こんな楽しいことはないんじゃなかろうか。この酒蔵祭りは、年に2回、春と秋に開催している。
ホームページでは「大阪府下 最大規模の酒蔵祭り!」とうたわれていたので、期待も膨らむ。
朝からご覧の賑わいで、人気っぷりがうかがえる。
勝手に人気な理由を挙げてみた。
① お酒が美味い!
目玉は、この利き酒セット。500円で飲めるのだ。利き酒なので、ガブガブ飲むものではないのだが、飲みやすかったので、ついつい2回の注文を入れてしまった。
北庄司酒造の「庄の郷」の大吟醸と純米酒と新酒。
この真ん中の新酒がサイコーだ。ここでしか飲めない。
さらに、
こんな日本酒の試し飲みも。
最後に、
にごり酒。200円なり。
もうこの辺からは、味がどうだこうだなんて、どうだってよくなってきている。
色んなお酒が、買いやすい値段で、いくらでも飲める、これが大人気の一番の理由であろう。至福の時を流せる。
② 食べ物も美味い!
屋台がたくさん並んでいる。泉州の美味いモノを中心に。どれをアテにしようか迷いに迷う。それくらい魅力的な料理が並んでいる。
炭火の香りが奥まで染み込んだ鶏のももは、とても柔らかく何本でも食べれそうだ。
炙られた串焼きから放たれる強烈な香りに惹かれて、行列が一番長かったのは、このお店だ。
ジュージューという音の演出と充満する香りが、生姜と豚肉の絡み合いで生まれる美味さを助長している。
野菜たっぷりの鍋、麺が入ればサイコーのシメとなる。これは絶品です!
犬鳴き豚を使用した焼きそばは、ひとつ上のレベルですよ、みたいな顔をしていた。間違いなく美味い!
他にも美味しい料理を準備している屋台がたくさんある。
泉州でできたお酒を、泉州のお店の料理をアテに飲む。幸せなひと時だ。
③ イベントひっきりなし!
個人的には全く興味はないが、音楽を奏でたり、歌を歌ったりといった催し事が行われている。
小さなステージで、次から次へと演奏がされる。BGMとして、お酒がすすみそうだ。
酒蔵の中では、ダンスが披露されている。酔っ払って踊り出したような感じではなさそうだ。
こういった催し事は、今年も新酒が作れるという喜びと感謝を表現しているように思えてならない。
飲んで食べて、飲んで食べる。 美味しい新酒と、美味しい地元料理を。
「大阪府下 最大規模の酒蔵祭り!」はハッタリではなく、ホントだった。次回も行きたい、と心底思う。
是非お試しアレ!