のんびりと自宅でテレビのニュースを見ていたら、大して美人でもないアナウンサーが、つくったような笑顔をふりまきながら、関空でイベントをやっていることを教えてくれた。
関空は自宅から電車ですぐだし、興味をそそられるイベントだったので、サクッと行ってきた。
その名も「関空旅博2019」だ。
この「関空旅博」は、毎年やっているようで、今年で15回を数える。
イベントの内容は下記。
『政府観光局、航空会社、旅行会社などが一同に集まり、ブース出展やステージイベント、セミナーなどを実施。世界の文化や風習の楽しさ、魅力を伝えます!
その他にもゲストを招いた旅にまつわるトークショーや大人気のキャラクターも大集合!グルメゾーンでは世界の食文化もご堪能いただけます。』
関西空港駅の改札を出ると、そこでイベントをやっている。
色んなブースが、所狭しと並んでいるのだが、なぜ旅博に?「サッポロビール」も紛れてブースを出していた。個人的には大歓迎なのだが。
はじめに、こんな美味そうなビールを喉に流し込めば、旅博もより一層楽しくなるというものだ。
ほろ酔いで、こんな感じのブースをまわる。国内の旅のこと。
海外の食べ物。
海外の食べ物。
JALブースでは子供用の衣装(パイロット、CA)を着て記念撮影ができる。
ANAはクジ引きで景品がもらえる(子供のみ)。ちなみに息子は3等を見事引き当てた!
海外の旅のこと。
今回とても興味があったのが、この海外の旅のこと。特にインドネシアブース。
4年ほど生活したインドネシアがよみがえってくる。今となっては良い思い出しかよみがえってこない。
バリ島やコモドドラゴンの紹介なんかより、ヒジャブをまとったりバティックに身を包んだインドネシア人と会話ができたことや、簡易テンペイを食べれたこと、ルアークではない普通のコーヒーがふるまわれていたこと、キャンディのコピコが無造作に置かれていたこと、そんな些細なインドネシアの断片たちが、色んなことを思い出させてくれる。インドネシアブースの中は、ホントにインドネシアだった。
息子はANAのクジ引きで3等を引き当て、意気揚々と帰路についていたが、僕は久々のインドネシアに触れられたことで、まるで1等を引き当てたような大満足な気分で帰路についた。もしかしたらサッポロビールがある程度の後押しをしていたかもしれないが…。
来年も是非行きたいと思う。
旅をするきっかけになる「旅博」ではあるが、過去にした旅を振り返ることができる「旅博」でもある。
是非ともお試しアレ!