夏休みは、最近はじめたキャンプをするために長野まで行くことにしているのだが、泉南地域から長野までは車を6時間ほど走らせないといけない。
さすがに、運転上手のパパも6時間のドライビングはしんどいということで、途中で愛知に立ち寄ることに─。
でーん。
名古屋市立科学館 。
子供たちが楽しめ、しかも暑くない、時間を潰せれるもってこいの場所だ。
同じような事を考えている家族が多いのだろう。13時頃は、チケット購入に行列ができていた、ご覧の混みよう。
混み方は見た目ほどではない。15分程でチケットは購入できた。ディズニーランドのアトラクションや人気レストラン、スカイツリーの比ではない。
ただ、この名古屋市立科学館の名物はプラネタリウムとなっていて、それを見たいときには、整理券をゲットしたいときには、ディズニーランドや人気レストラン級の根気と忍耐と決意が必要になってくるから、気をつけるべし。
◽️プラネタリウム
この Brother Earth という名のプラネタリウムが、世界ギネス記録に登録されているとのこと。世界一だと行きたくなりますよね、何でも。
ご覧のような1日の公演時間で、予約もなかなか取りにくいのが最近の実情のようだ。プレミアム感が出て主催者側は嬉しいところではないか。ナンバーワンがあれはウリになる。
この日も昼時点では全て「完売」でした!またいつか見てみたいな、世界で一番大きなプラネタリウム。
◽️イベント①
さすがは夏休み。様々なイベントが模様されている。まず特別展がこちら。
絶滅動物研究所。夏休み?の期間限定でやっているようだ。
絶滅動物と言いながらも絶滅してないものが展示されていたり、展示されている模型の迫力なんかにスポットが当たっているような気がして、少なくとも大絶賛されるようなイベントではないかもしれない。
◽️イベント②
こちらは体感して科学を学ぶイベントだ。その名も「極寒ラボ」だ。
マイナス30℃を体験しようよ!というわかりやすいイベントだ。
4つの部屋を順番にまわる。定員は20名で、所要時間は20分。
1つ目の部屋。ー10℃。
2つ目の部屋。ー30℃。
この部屋で極寒を体感。南極の氷や流氷なんかも触ることが出来る。
3つ目の部屋。ー10℃。
昭和基地の暮らしなんかを紹介。
はじめの部屋。常温。
こちらのイベント、気を付けたいのが整理券方式でしか入場できないという点。どれだけ見たいのか、の本気度が試される。
整理券の配布方法はこんな感じ。
僕らは3回目の配布にチャレンジしてみた。14:30の配布時間に対して、13:30から並んでみた。1時間並ぶという本気度と交換に、この日は15:30の回の整理券が渡された。
他にも「竜巻ラボ」や「放電ラボ」があり「極寒」と同様に、本気度と交換に整理券が渡されるので、作戦会議に活かしてください。
◽️通常展示
1階から5階までそれぞれのテーマで科学がわかりやすく勉強できるようになっている。丸一日滞在しても飽きないと思う。それくらいの。
今回訪れたのは、科学館である。
決して、暑さしのぎの場所でも時間潰しの館でもなく、科学館なのだ。
科学に興味を持たせたり、楽しんだりしてもらうために、運営側は様々な工夫を凝らしている。それは手に取るようにわかる。
ただ、科学を原理原則に基づいて、ちゃんと理解しようとしている人間がどれくらいいるのだろうか。表面上の楽しさで、その場その場が終わっていないだろうか。
少なくともうちの家族は、ちゃんとできていない、上記の通りだ。
科学館も商売なので、集客にも目がいくのは仕方ないが、本格派の科学スペースとか、科学のエキスパート養成所的なものとか、があっても良いかな、と。未来のノーベル賞の受賞者のために。