大阪は泉佐野に来てから、もうすぐ3年が経とうとしているのに、我々は未だに「京都」を訪れていないことに気付き、いざ京都へ!というお話。
まずは、漢字ミュージアムにスポットを当ててみる。
正式名称は、「漢検 漢字博物館・図書館 漢字ミュージアム」だ。
営業時間:平日 11:00-17:00 土日祝 9:30-17:00
営業日:月火曜日 休館
場所:京都府京都市東山区祇園町南側551番地
電話:075-757-8686
ウェブサイト:https://www.kanjimuseum.kyoto/
「意外と地味に楽しかった」というのが、長男四年生の感想だ。
納得感のある感想で、実際、古くさいのかと思っていたら新しかったし、お堅い感じと思っていたら柔らかかったし、郊外にあると思いきや街中にあったりと、持っていたイメージをことごとく壊された格好となった、もちろん良い意味で。
◽️新しさ
この漢字ミュージアムは、2016年に開館しただけあり、まだまだ館内は真新しさで埋め尽くされている。
料金はご覧の通り。
1階フロアは「見て聴いて触れる」ことができ、子供も興味津々に漢字と向き合える。
2階フロアは「遊び楽しみ学べる」ことができ、大人も時間を忘れてのめり込める。
漢字の魅力を改めて伝えようとしているのが新しいし、その伝え方も工夫を凝らしていて新しさが含まれている。漢字が何だかトレンディにみえてくるから不思議なもんだ。
◽️柔らかさ
1階には「今年の漢字」が飾られている。
お馴染みの、清水寺で書かれた「今年の漢字」だ。なかなかの迫力。
それから、
エレベーターの壁に50,000個の漢字が敷き詰められている。
なかなかこんな光景見られない。
それから、
1階や2階にある既存の設備だけでも十分に楽しめるのだが、それに甘んじず、どんどんとイベントを投入しているみたいだ。しかも、漢字ミュージアムのスタッフが考えたモノもあるという。
※↑我々が訪れたときのイベント
とても柔軟性に富んでいて、飽き飽きしない館である。「漢字」はどうしても、難しい・堅い・勉強などの印象を持ってしまう。が、そんな印象を与えないように、楽しみながら、体験しながら、漢字に触れ合える工夫が柔らかい頭でなされている、ととても感じる。
祇園の中心地にあるので、京都観光の隙間時間に、ふらっと訪れても十二分に楽しめる。是非一度お試しアレ!